2019年11月12日火曜日

2019.11/10 RJNG 岐阜基地航空祭

今年は数年ぶりにエプロンに入りました。
まずは今年の目玉であるTPC50周年記念塗装。ずっと見たかったテスターカラーを復活させてくれました。
尾翼にはTPC 50thの文字こそ入るものの再現率は非常に高く、地上展示だけでも満足いく再現度です。

青空の中、オレンジと青のT-4がかっこ良く見えます。
この塗装の飛んでいるところも見たいですが、是非実現していただきたいものです。

 X-2は今年は初の屋外展示でした。日の目を浴びるのは実に2年ぶり。
まじまじと見られる機会が来るとは思ってなかっただけに嬉しいチャンスとなりました。
 
オープニングフライトはF-2Bの102がトラブルで飛べず、代わりに502が担当。
毎年元気に飛び回る502。
今年も派手な機動で周囲を沸かせました。

F-4は予行と同じ357。

予行では見られなかったKC-767とのジョインナップ。

KC-767は今年はバンク角が特に深く、背中もばっちり見えるターンを見せてくれます。
ここまで捻ってくれたこともあまりなく、派手な機動には感謝しかありません。

試験飛行展示も概ね予行通り、時折背中を見せてくれるのは予行と同じ357です。
#078も捻ってくれます。

102がコケた為登板したのはF-2B #105。アナウンスでは普通のF-2と言っていたとか。。
ともあれ最初の予行に戻った形となったアサイン。岐阜で洋上迷彩が捻るのは珍しいのではないでしょうか。

パッカンは予行より遅め。
F-15とF-2洋上のパッカンとなりました。

最後はブレイク。F-2B 105が良い感じに突っ込んできてくれます。

室屋さんのデモはエアレース旧塗装に準じた塗装のJA111L。
前日小牧で展示した機体と同じ機体です。
LEXUSがスポンサーとなっているため、LEXUSの文字が至る個所に描かれています。

右サイドは尾翼にYOSHI MUROYAの文字が入ります。

LEXUSの文字こそ入るものの、エアレースに準じた塗装の機体は美しいです。
左側はエアレースに準じた義の文字。カッコいいです。 
 
異機種大編隊、まずはF-4の431と元黒ファントムの336がC-1をエアボーンピックアップ。

 C-1は借り物の#024。
 

F-15のTACディパーチャー。

F-2は#102が復活し、青い背中・お腹のF-2B同士のスプレットアウトが実現しました。
午前見れなかった#102の背中もようやく実現。

続いてF-4のソロパート。
本日ずっと機動担当している#357。

フォーメーションもばっちり決まっていました。

F-2の#502は機動担当。青空に白い戦闘機はやはり映えます。

最後はC-2のローパスで締め。今年もナイスショーでした。
 
北基地には用廃になった機体が数機展示してあります。
 FS-T2改 #107
岐阜ならではのF-1の試験に使用されたT-2でF-1開発後もF-1の代わりとして様々な試験に使われた機体です。

 F-86F #427

 F-104J #540。
 
T-34、#406。シルバーのT-34は珍しいかもです。
この3機は尾翼のAPG/APWの文字を維持しています

C-47もおいてありましたが撮影困難でした。
午後からは再びエプロンへ。
光線が変わり右側に光線が周るようになったX-2。
右側は小牧・岐阜共にテスト時はチャンスに恵まれず、今回が貴重な撮影機会。
ピトーなしの状態は初めての撮影となりました。

下部にも光が周り、低い光で撮れていることがわかります。
2年ぶりに見ましたが、キャノピーが大きくステルス機としては格好良い部類の機体です。

正面から。これを撮るために沢山の方が行列を作っていました。
インテークの周辺のフォルムが近未来の戦闘機を感じさせます。
T-4のTPC 60th塗装も光が周ります。
オレンジ色と青の塗装が試験機らしく、輝いて見えます。
本来は#601に塗られていたこのテスターカラー。
当時#603は胴体のストライプが赤く太く、ノーズのオレンジはなく、
尾翼の塗装パターンが異なったテスターカラーでした。
今回の記念塗装は復刻だけでなく、#601の塗装を#603に塗ったオリジナル要素もあります。
再現度の高い記念塗装機。かつてなく格好良く見えたADTWのT-4。
この塗装で飛んでいたころを知らない世代からすると、この塗装で飛んでいるところも見たいものです。
ローアングルで。

X-2を遠景から狙います。
正面から見ると近未来の戦闘機のようで格好よさが倍増します。
今回ようやく圧縮の向きで地上の姿が見れました。
キャノピーを黒く塗り、赤と青で塗装した#101を踏襲するデザイン。
尾翼の外側の赤と内側の白が同時に見られるのもこの角度ならではです。

ATLAの方により柵が外され、トーイングの準備。
クリアに撮れました。この姿は実際に運用されているときでも撮影不可能であったため貴重な光景です。
また来年、お目にかかれることを願ってやみません。

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