今回は撮影に加え久々の乗車もしてきました。
豊橋に着くと、早速119系が停車していました。
本日初めに乗る編成はE1(5000番台2両)+M5(5100番台1両)です。
国鉄的な丸い形のヘッドライト。
その下のテールライト。
103系、113系などから代わらない形で、まさに国鉄車といった感じ。
二段に分かれた窓。
もともと非冷房なので、当然開くよう設計されています。
大垣車両区所属を示す「海カキ」の文字。
ATS-「PT」はこの車両は未搭載。
ドアに貼ってある手動を示す表記。寒冷地仕様といってもドア横のボタンはなく、ドアは手動で開けます。
ドアから見た車外。
露出した窓枠が、いかにも国鉄チックです。
この表示も何年と示してきました。
いよいよ車内へ。
3ドアボックスシートという、国鉄近郊車のスタンダード。
車番表記は、何故か国鉄フォントでなく。
禁煙 NO SMOKING の文字が時代を感じさせます。禁煙ステッカーの横にある、製造名盤。
この車両は昭和57年製。上の改造は冷房に伴うもの。
消火器の文字も、とてもクラシカル。
四角い手すりが何とも国鉄クオリティ。
天井には沢山の扇風機。
冷房化されるまでは、空調の主役を担ってきました。
JNRロゴが、その扇風機の中央に輝きます。ドアコック。
E1編成の後ろには、M5編成が連結。
辰野方は改造して運転台を付けたため、構造が特殊。
運転台の後ろには、表記がたくさん。
こちらも同じく、ボックスシートが並びます。
乗務員室のつくりはとても特殊。
ボックスシートの真ん中には、飲み物を置ける程度のテーブルが備え付けられています。
外から見ると温かみのある車内。撮影していると、反対側のホームに119系がもう1編成入線してきました。
長山行きの1両+1両の編成。我々の後を追うようです。
このあと、いよいよ豊川に向け発車。
発車してすぐ左には豊橋運輸区があります。前は119がごろごろしていた区内も、いまではM4が1両寝ているのみ。
豊川に向け、激しい揺れとジョイント音を響かせながら走っていきます。
豊川まで、あと少し。
豊川駅まではあっという間。
この編成はここで折り返し、豊橋行きとなります。
ここで、乗車していた同業者と少しだけ撮影会。
ホームに出来た水たまりが、停車中の119系を映します。
ここで、我々の後を追ってきた先ほどの長山行きがやってきました。
これに乗ることに。
先ほどまで乗ってきた119系と別れ、さらに北を目指します。
M8+M9の2両編成。
豊川の次の駅、三河一宮。
ここで、対向列車との待ち合わせのため、少し長く停車。対向列車がやってきました。
やってきたのは119系で1編成しか残っていないワンマン対応のR1編成。
この日は213系の代走として運用していたようです。そんなR1編成と別れ、さらに北へ。
終点までは、もうすぐ。
ここでも同業者さん数名と、プチ撮影会。
今回のって来たM8+M9の2両編成。
1両をつなげて2両にするという、都会の我々の「常識」を覆す組成です。
先頭に並ぶ名盤は、cMcである証。
特徴的なバネ台車。
暫く撮影していると、213系が到着。
続いて313系の試運転。
これを待って、119系のM8+M9編成は豊橋へ折り返していきました。
119系を見送ったところで、我々も長山駅を後に。
向かった先は、東上駅近くの大きなカーブ。
先日も訪れた場所ですが、今回は角度を少し変えて撮影しました。
早速119系の1両が新城に向けてやってきました。
先ほど長山まで乗った編成の豊橋方に連結していた車両です。
引いて…。
新城行きなので、すぐ帰ってきます。
返しは近くの逆カーブで。
続いてやってきたのは豊橋から乗ったE1編成。
5000番台のトップナンバー編成です。
伊那松島から豊橋へ向かう119系3両編成。M1+E8です。
3両ともなると長大でなかなかボリュームがあります。
引いて…。
目の前を通過していくので、迫力満点です。
次に来たのは先ほど三河一宮で列車交換をしたR1編成。
ワンマン車は表示気がついていたりして違和感があります。
2両はともなると、架線柱が気になります。
E1編成の返しは前回とほぼ同じ場所で撮影しました。
一通り撮影したところで、豊橋へ戻ります。
帰りに乗車するのはR1編成。
ワンマン仕様の119系で、豊橋までのんびり旅。長山駅でE1編成と列車交換をします。
豊橋まで、あと少し。。。
豊橋運輸区には、午前中活躍していたE8編成やM5編成など4本がお昼寝中でした。
豊橋に到着すると、入れ替わるようにM8が発車して行きました。
出発までの間車両の細部の撮影。
肘掛けが不規則に並ぶ光景はボックスシートならでは。
時代を感じるドア扱い用のスイッチ。
ランプが点灯すると開閉操作が可能になります。
ドアが自動であることを示すステッカー。
ワンマン対応車ならではの運賃表には飯田線の駅名が入ります。
ワンマン機器のために窓が潰された場所。
名古屋地区では少なくなってきた本当の「網棚」
扇風機のスイッチ。非冷房時代は何度扱われたことでしょうか。
残念ながら現在では稼動しませんでした。
119系の運転台。
ローカル線らしい「ワンマン」のサポ。
ワンマンの側面表示は既に色あせていました。
外の車番表記。ワンマン運転はしていないので、前面のワンマン表示機は折りたたんでありました。
くすんだ行き先表示機とホロ枠。
豊川にいたM4が入線してきました。
昔からわからぬ豊橋駅の飯田線ホームの風景。
しかし、これもあと少しで見られなくなってしまいます。
この後、R1編成は新城へ向け出発して行きました。
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