2023年12月9日土曜日

2023.12/9 VHHH

 香港遠征初日。

カタール便にてCargo Air ACTの747が早朝に離陸します。
撮影ポイントにたどり着く前に離陸しそうだったので中間地点で何とか抑えました。雲も多く暗いです…。

晴れてきて…

以前バンコクで撮影したビスタラは香港にはA321で就航中です。
TATAグループにエアインディアが買収され、同社は吸収消滅される計画ですが、同社の新規路線が開設されたり、新機材が同社の仕様でデリバリーされている辺り、まだ統合には時間がかかるようです。

今年8月に出来たインドネシアのカーゴ会社。 RUSKY AERO INDONESIAがRAINDO UNITED SERVICEのブランドで運航しています。尾翼のマークはRUSKY AERO INDONESIAのものですが、RUSの文字はRAINDO UNITED SERVICEの頭文字でもあります。
エンジンにスマホアプリの紹介をするところに今のトレンドを感じます。

いつもは777のイメージの強いエアカナダでしたがこの日はA330が来ていました。
エアカナダのA330は日本でもレアな存在ですが、スタアラ、旧塗装、そしてこの新塗装となんだかんだ撮影機会に恵まれています。

以前成田で見かけたことのあるカーゴルクスの50周年塗装、LX-VCC。goと50を掛けたデザインで日本語の「ごじゅう」の発音と相性が良いことから日本人からカーゴジュウルクスと呼ばれています。

キャセイのワンワールドの777-300ERが離陸してきました。
新塗装となりノーマル塗装に近くなった雰囲気がある一方、タイトルの位置は旧塗装を彷彿とさせ、少し懐かしくもあります。

香港に新たに就航し始めた大湾区航空の737は香港で徐々に数を増やしていました。

ドバイを拠点に運航するモルドバのアエロトランスカーゴ。以前はパッとしないアルビノの機体ばかりでしたが、最近フルカラーの機体が登場し魅力的なエアラインになりました。
エミレーツ便で運航するこの便は747-400Fで、同社唯一の機体となっています。


DHLエア・バーレーンの767-300F。
777は見慣れているこの塗装ですが767は新鮮。航空会社としてもDHLを請け負うエアラインの中ではかなり古参の航空会社になります。

A330-300FのEI-MAE、中国の海運会社SINOTRANS向けに運航する機体で、所有はメキシコのMAS AIR CARGOの機体なので、カラーはMASのフルカラーにタイトルをシノトランスに変えた機体で運航中。
 Galistair Maltaの運航ですが便自体はHKC便で運航されていました。

アエロトランスカーゴ自社便で運航する便が離陸。この便は747-400BCFで運航されていました。
大きなatcの文字が格好いいデザインで現在の香港の一つの名物的な存在です。

ドラゴン航空と統合に際しキャセイへ移管された便を補うために導入が進むA321NX。
機体自体はドラゴンが発注していた機体で、初期の機体のみドラゴンエアの塗装でデリバリーされています。現在はすべてキャセイの塗装になり、キャセイの便として使用しています。

中部では777が就航していることでお馴染みのDHL Air UKの767が離陸してきました。
セントレアで黄色いのといえば777ですが香港では777とともにお馴染みの機体となっています。
HKエクスプレスも新塗装の機体が増えています。もともとHKエクスプレスで活躍していた機体のうちCXの買収に伴いHNAグループに返却された機体を補うため中古で導入した機体やドラゴン航空からの移籍機が増えています。

ベトナム籍のG650が離陸。綺麗な色の尾翼が魅力的ですが高いです…。

UAの777-300ERが離陸していきました。この日は新塗装で飛来。
UAの新塗装は胴体の長さによって曲線の印象が変わります。

HKエクスプレスのA321NX。中古機の導入に加え新しい機体の導入も進めているようです。

カリッタエアの新塗装の747-400BCF、N708CKが離陸。
まだこの塗装に見慣れていないため新鮮な感じがします。この機体は元KEの機体。

セブパシフィックのA330-300の新塗装が離陸。低めの離陸でいい感じでした。
セブの新塗装のA330はこれが初めての撮影かもしれません。

アシアナカーゴの747-400Fが離陸していきました。

エアアジアは以前プーケットでも見かけた9M-AQFが飛来。以前より好条件で撮影できました。

中国東方航空のスペマ、B-6873が飛来。以前に中部で見かけた機体でBeautiful Gansuの相性が付けられています。

アエロトランスカーゴ。この便はエミレーツの便。
この機体は747-400BDSFとなっており、エンジンもPWでグレーと結構バリエーションがあります。

吉祥航空の花柄のA320が離陸していきました。

キャセイパシフィックカーゴの747-400F。747-8Fの導入が進むも、まだまだ主力機材です。

アエロロジック。日本では成田にのみ就航していますが一日に複数便就航している日もあり、基本毎日見かける機体で香港では空気のような扱いの機体です。

スクートの787が低い離陸を魅せてくれました。


桃園ではA320で運行されていたロイヤルエアフィリピン。香港ではA319が撮影できました。
ランメイエアの規模縮小によって同社もグループから外れたのか、A319には入っていたランメイエアグループの文字が削除されています。


エアアジアの貨物ブランド、TeleportのA321P2F。真っ黒な機体に青い帯と赤いエアアジアからは想像し難い機体ですが、エアアジアの貨物機とはコロナを乗り越えるためのLCCの本気を感じます。

MIATモンゴルの737-800はプチスペマJU-1015で飛来。
元ドルトムントの塗装機でその時代にも香港で撮影しています。

エアインディアの787-8が離陸。

太陽に雲がかかり暗くなってきました。

エミレーツスカイカーゴの777Fが離陸したところでRWY25にチェンジ。
行くつもりのなかったHAECOハンガー横のポイントへ。

CMA CGMカーゴの777Fが離陸。。CMA CGMエアカーゴはフランスの海運会社CMACGMのエアカーゴ部門。シンプルながらコックピット窓下のアンチグレアが謎な機体です。

ベルギーのASLエアラインズは成田でもおなじみの機体ですが初めてフルカラーを撮影できました。元々TNT航空だったエアラインで、オレンジの魅力的なカラーでした。今も立派なフルカラーの機体も存在します。

再びRWYが07に代わったので戻ります…。
N862GTはアトラスエアが最後に発注した747-8の内の1機。ヨーロッパの物流会社、キューネアンドナーゲルのロゴが入れられています。
Galistair MaltaのA330-300P2F。9H-VDCは元中国南方航空のB-6502で、フレイターに改造されたものの尾翼はベースを残したままマークを白で消しただけのやっつけ仕事っぷり。A330は現在2機所有していますが純粋なGalistair Maltaの機体はこれのみ。

シルクウェイウエスト航空も777Fを運航中。SWマークの代わりに尾翼の模様が追加され印象も大きく変化しています。今回747のフライトも多数ありましたが残念ながら変わり種はありませんでした。

この777を見送って本日の撮影は終了。

0 件のコメント:

コメントを投稿