今年のインドネシアはジャワ島中部にあるイシュワジディ基地へ。
以前赴いたスラカルタ(ソロ)とスラバヤの中間に位置するこの基地はインドネシア空軍最大の基地であり、かつては大型爆撃機Tu-16も運用されていた基地でもあります。当初韓国呼称で言うT-50仕様とTA-50仕様で入れられる予定でしたが、すべてTA-50仕様で入れられています。インドネシアでの呼称はT-50iで統一されています。
インドネシア空軍に最初に入ったF-16であり、1980年代に新規導入されたグループです。
導入初期は青色ベースの三色迷彩で導入され、のちに現在のF-16C/Dと同等の塗装に変更。さらに近年MLU化に際し、RTAFやROCAFなどと同じ塗装へ変更され、3度の塗装変更が行われています。
このグループの複座機は少数の導入で、全部で4機のみ(うち一機事故損失で現在3機)となっています。
最初に導入されたグループではF-16C/Dと同じ塗装で導入されました。
インドネシアではF-16とT-50にはこの緑とグレーの迷彩が施されており、森林や南国の海に溶け込みやすくしています。
緑の入った独特のカラーリングはどこの空軍にも存在していない魅力的な塗装です。
ロービジのWing Udara32マークが入れられており、それによりフィンフラッシュ(国旗)が上方へ移動しています。
先ほどTGLを実施した再びT-50の緑塗装、TT-5005が降りて来ました。
以前はかつて存在したアクロチーム・Elang Biru になぞらえた青ベースの塗装もありましたが、事故によって印象が悪くなったという理由で全てこの通常迷彩に戻されました。
最近TNI-AUではシリアル記号の簡略化が進んでおり、T-50ではTT=Tempur Taktis(戦術戦闘)をT=Tempur(戦闘)に変更、新規導入機ではTが一つ少なくなっていることが確認できます。
緑の色が落ちて最早新規導入機のグレーに近い様相となっています。
Wing Udara32マークが入れられていないことや若干緑が残ていることで判別できます。
午前と同じ機体であることから稼働機は少ないのかもしれません。
去年に更新された時期にはシリアル記号の簡略化がされていなかったため、更新されたF-16もすべてTS=Tempur Sergap(戦闘迎撃)を名乗っています。
それでも胴体と尾翼に施された緑色とグレーの迷彩が確認できます。
この迷彩のF-16C/Dを使用する部隊はペカンバルのSkodron Udara 10とこの部隊の2部隊。
つづいて複座機のF-16Dが着陸。
C/DはもともとA/Bと共にSkU.3が使用しており、SkU14はF-5からSu-30に移行した部隊でしたが、A/BMLUの機数が揃ったためC/Dを同部隊に再編成。Su-30はマカッサルSkU11へ集約されました。午後からは別のポイントで。
徐々に日が回ってきました。
グレーの機体もしっかり独特の迷彩が施され、韓国やフィリピンの機体にはない独特の魅力を放ちます。
巡幸の時間となり、独特の迷彩色が鮮やかな色を出してくれます。
そんなこのF-16の塗装は世界中で飛ぶF-16の中でも最も美しい迷彩を施したF-16の一つなのだそう。
海や森林に溶け込むよう施されている迷彩なので腹下には何も迷彩塗装がありません。
グレーのデザインもこうしてみると結構濃淡がはっきりしていて格好いいですね。
この機体はTS-1609でバリエアショーにも展示されていた機体です。
濃い尾翼に描かれたインドネシアのフィンフラッシュが素敵です。
これにてイシュワジディ空軍基地での1日目の撮影は終了。フライトは結構多めなものの、肝心のF-16C/Dが良い時間に飛ばず…明日以降に託して撮影を終えました。

































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