2018年7月31日火曜日

2018.7/31 RJNA

のんびりとした小牧でした。
 川崎の新しいC525、JA01KJがローパス。VORの試験だったのかコースがかなりはずれていたため綺麗な写真は撮れませんでした。

 3rdではF-2A #544。

同じく3rdでF-15J #935がフライトしました。

2018.7/16 RCTP

出発がオープンスポットだったのでグランドレベルで撮影できました。
タキシングしてきたのは残念ながらJALの737-800。日本の地方空港のようです。

2018.7/16 RCPO

帰国日ですが、朝方だけ新竹基地のローカルにお邪魔しました。
新竹基地は唯一ROCAFがミラージュ2000を運用する第2聯隊の基地です。
ミラージュ2000-5EI、2032が降りてきました。
 台南などとはことなりフライトはまばらな感じですが、その分朝から上がっていたようで光線の綺麗な時間に降りてきてくれます。
 
 ROCAFの撮影は去年からで、新竹のローカル初展開ということあって、ミラージュ2000の通常塗装を単機で撮影する初めての機会となりました。

 もう一機は2038。
台湾らしい淡い空の中、ミラージュ2000がアプローチ。
ノーズのMirage2000-5の文字はROCAF伝統の愛称をノーズに入れる習慣から来たものと思われます。

 すべてのマーキングがロービジで、部隊徽も無いため非常に地味な感じですが、その分ミラージュ標準の迷彩の濃淡とデルタ翼の独特のフォルムがしっかり楽しめる機体です。

入れ替わりで2機が離陸。-DIの2060、-EIの2025。
少ない時間でしたが、新竹のトラフィックとミラージュ2000の撮影が楽しめたので満足です。

2018年7月30日月曜日

2018.7/15 RCSS

 夕方は台北松山空港へ。
松山空港自体は去年花蓮基地解放前日に撮影しているので、今回は2回目となりますが、今回は以前の台北市第二果菜批發市場とは逆方向にある剣潭山の上から撮影しました。
この剣潭山は台北市街が一望できる絶景スポットとなっていて、航空機以外の目的で訪れる観光客などが絶えず訪れる場所となっています。

 EVAのA321が降りてきました。
背景は台湾らしい町となり、見慣れた機体でもかなり新鮮に感じます。

 タッチダウン。背景に見える高架は台北捷運文湖線で、松山空港へもアクセスしています。

 中国東方航空のA330-300。
すぐ近くに台湾らしい住宅街が広がっています。

 遠東航空のMD-83が出発。B-28025でした。
この日の狙いはこの機体の着陸でしたが生憎目的の便が遅れていて撮影できませんでした。
遠東航空では現在8機の同型機を運航していますが稼働率が悪く、また一部の国や地域で乗り入れが禁止されている機材もあり、去年まではそれらを部品取り機として製造年次の新しい機体を多く運航していました。しかし今年に入り導入年次の新しい機体のフライトサイクルが回ってしまったため、B-28035などそれらの一部は運航から外され、B-28007などの経年機を再び運航復帰させるなど苦肉の策がとられています。
今年にはATR-72の追加が入る予定となっており、今後引退が進む見込みです。

エアチャイナの737-800が降りてきました。
台湾の街にこの航空会社が降りる光景は数年前には考えられなかったことでしょう。
 
 四川航空のA321が離陸していきます。

 日も暮れかけたころCIのA330-300が降りてきます。
現在、台湾のフラッグキャリア的位置づけの同社。カラーリングが非常にオシャレですが、台湾の街にもよく似合います。

セオリーな道路バックの画角。
台湾屈指の大都市である台北は道路も他の都市と違って広く作られています。

松山空港でお馴染みの台北市第二果菜批發市場を背に降りていきます。



遠東航空のMD-83が夜景を背景に駐機していました。
ロゴ灯も灯ってとても美しいです。

2018.7/15 RCFN

空勤隊のUH-60の帰投を撮影しに豊年空港へ。
しかし時すでに遅し、既に着陸済みでした。
豊年空港は高雄でお馴染みの徳安航空のベースとなっていてDHC-6がここから緑島へ就航しています。
この日はB-55577が訓練を実施。トラフィックが少ない豊年空港ならではです。
 
訓練のためすぐ戻ってきました。
撮影ポイントから滑走路が近く、のどかな風景の空港です。
 

ターミナル脇に台湾航空のBN-2A-IIIトライランダー、B-11112が置かれています。
台湾航空は豊年空港をベースに緑島などへ便を就航させていた航空会社で1998年にUNI AIRに統合されました。
その際、機体をDo228に変更しましたが、採算が合わず小型機による離島路線から撤退。現在はその撤退した離島路線とベースがあった時代のハンガーを徳安航空が使用しています。
 
目的の内政部空中勤務總隊の午後のフライトが始まりました。
午前と同じくUH-60M NA-709がフライト。

 内政部空中勤務總隊は警察、消防、海保の航空隊の役割を担う政府部隊で、台湾全土に部隊を運用しています。
豊年空港は第三大隊(南部)第三隊で緑島が守備圏内に入るため、UH-60Mを運用しています。

任務が多様のため導入経緯なども機種によってことなっており、このUH-60Mは国防部から予算が計上されています。現在は空勤隊最大フリートの14機が運用されています。

 かなり光線が厳しいために補正をかけて。
軍用機のイメージが強いUH-60だけに、赤い派手派手のカラーの機体は新鮮です。
ブラストノズルが上を向く軍用タイプでは見かけないかなり特殊な形状をしています。
次回は光線のいい状態で撮影したいです。

出発前にも。エプロンの隅にDo228、B-55567が駐機していました。
今後引退していく運命の機体。今回が最後のチャンスとなるかもしれません。

2018.7/15 RCQS

3日目は基地解放の展示機の帰投を撮影するべく再び志航基地へ。
朝からハイスピードタキシーが行われました。
昨日空中分列式でフライトしたF-5F 5395。

前日に地上展示されていた5402がハイスピードタキシー。
土日にもかかわらず多数のF-5が見れる、幸せなファイタータウンです。

同じく7聯隊のF-5E、5268が続きます。F-5E/Fは過去には低高度要撃任務の主力機で、長年台湾の空を守ってきた老兵。
IDFとF-16にその座を譲り、第一線を退いた機体の内シャークノーズの比較的製造年次の新しい機体が志航基地で活躍しています。
この5268は過去に嘉義基地の第4大隊で活躍していたことが確認されています。

続いては戦術訓練中心(TTDC)・46中隊のベトナム迷彩、5377。ハンガーの中で展示されていた機体です。
迷彩機にもロービジ・ハイビジがいますが、5377はハイビジ機で、シリアルや部隊徽がフルカラーでペイントされています。

こちらは同じくTTDC・46中隊のハイビジ、5399ですが、旧人民解放軍機を模したシルバーの塗装。
ハイビジに赤文字で再現性も高いです。


地上展示されていた救護隊のS-70が嘉義へ帰投。
以前松山空港や花蓮基地で撮影した7007とはとは異なる仕様で、7015~7018の4機がこれに当たります。
航法気象レーダー、IRサプレッサーなどが搭載されている他、マーキングも多少変化しています。

屏東北基地所属の2機が帰ります。
まずはお馴染み34中隊のP-3C 3311から。基地解放には33中隊が来ないので、屏東に長らくご無沙汰だと久々にハイビジ機を見たくなってしまいます。
 
続いてE-2K,2505が離陸。
E-2Kは一昨年初めてROCAFを撮影した機体。以来屏東北で5回以上の撮影を行ったおかげで今回の2505で全機撮影できたことになりました。
2505は2506と同じく初めからE-2Kとして導入された機体となっています。

松山空港でよく見かけるお馴染みの専機隊Beech 1900C-1が離陸。

台中台中清泉崗 3聯隊・7作戦隊のF-CK-1C(IDF)、1407が離陸。
離陸時にウィングウォークしていくれました。

赤を基調とした尾翼のハイビジはデモチームが結成されてからデモ用にデザインされた塗装で台湾の旗をモチーフとしており、台湾産であることを主張する塗装となっています。この尾翼デザインは台中鷲と呼ばれ翔展化されたロービジ機にも色抜きの同じデザインが施されています。
1407は7作戦隊のスコードロンシップで、翔展化された際にこのハイビジになった機体です。
ハイビジには残念ながら3聯隊の聯隊徽が入っています。

続いて昨日デモを行った 3聯隊・28作戦隊のF-CK-1C(IDF)でスコードロンシップの1407が離陸。
こちらも大きくウィングウォークを行って離陸していきます。
IDFの左右異なる迷彩がはっきり確認できます。

嘉義基地の4聯隊のF-16の帰投。
フォーメーションで離陸していきます、
手前は昨日デモを行ったF-16A 6635は22作戦隊の機体。
去年もデモを行ったこのマーキングは対日空戦に勝利した1937年8月14日を記念した塗装です。
この814空戦では現在の第4聯隊の元となる第4大隊のカーチス・ホークⅢが鹿屋航空隊の九六陸攻と交戦、中華民国空軍が初の勝利をあげました。この基地の名前にもなっている高志航上校は当時第4大隊の指揮官を務め、自らも操縦かんを握りました。
8月14日は台湾ではこの空戦勝利の日にちなみ空軍節(空軍の日)として定められています。

奥の6642も22作戦隊の機体。
22作戦隊のスコードロンカラーは本来であれば黄色でハイビジ時代は黄色のフィンバンドが巻かれていました。

1日目に撮影した台南基地の1聯隊より1作戦隊のF-CK-1D(IDF)、1624が離陸。
翼端には天険1型、腹の下に天険2型を装備していました。
台南の色付きは去年のIDF 25周年を記念して登場した塗装で、紺・白・紅の三色は台湾の旗の色であるとともに自由・平等・博愛の理念を現しているそうです。
金色で描かれた鷲は台南鷲と呼ばれ、ロービジではグレーで描かれています。

続いて岡山基地・雷虎のAT-3が帰投
手前の機体0849はAT-3Bとして製造された機体です。

続いて少し高めに3機。
先頭の0846は0849と同じくAT-3Bとして製造された機体です。
元々は翼にハードポイントがありましたが、それらの名残は見受けることができません。

最後は単機で0628が離陸します。

花蓮の時にも行われた7機によるフォーメーションローパス。
カラースモークを出して最後のあいさつです。

フォーメーション通過後に2機が追って離陸。
手前の機体は機体消耗の激しかったAT-3Bの補充分としてAT-3からAT-3Bへの改造が行われた機体で、35中隊(通称羚羊中隊)のスコードロンシップとして活躍しました。

続いて展示用に飛来していた雷虎仕様ではない機体とのフォーメーション。
胴体下に装備されたスモークラインの有無がはっきりとわかります。
奥の0854は筧橋と書かれた通常仕様機で、元はAT-3Bとして製造された機体でした。

続いて同じく岡山基地へT-34が帰投。尾翼に同じ筧橋マークが確認できます。
今まで地上展示しか撮ったことがない機体で、初めて飛んでる姿を撮影できました。

朝方着陸した10空運大隊のC-130、1312が離陸。前日に会場内で撮影した機体と同じ機体です。
地上展示されていた1315は気球ショーの撤収機材輸送のため夜に離陸しています。
 
帰投が終わった後にもF-5がハイスピードを実施してくれました。

44中隊の部隊徽を付けたF-5F 5352がハイスピードタキシー。
当日には見ることができなかった44中隊の部隊徽付きの機体がここでようやく登場です。

つづいてF-5E 5284。こちらも44中隊の部隊徽をつけています。

最後にタキシングしたのは昨日夜の最後に素晴らしい晴れ舞台を与えられたTTDC・46中隊のF-5Eでベトナム迷彩の5272でした。