2023年3月30日木曜日

2023.3/30 RCQS

7時過ぎより早速T-BE5A(AJT)が離陸。量産2号機1102。
フォーメーションライトが
続々と勇鷹が上がります。T-BE5A 1109。

T-BE5A 1111
T-BE5A 1110

AJTはギアがライト類がすべてLEDになっており、最新鋭機を思わせます。
ランディングライトは離陸、ギアアップと連動しているようで、同じタイミングでライトの消灯・点灯がされるようです。

続いてF-5が上がります。F-5Eの5274が先頭。
F-104とともに長らく台湾の主力戦闘機だったF-5。比較的後期のシャークノーズ装備機が最後の安住の地台東と少数の機体が花蓮に集められて運用されています。

続けてF-5F、5383。F-5は編号とともにビューロナンバーにあたる序号が尾翼の大隊マークの下に書き入れられいました。F-16導入以降序号が廃止された現在もそのマーキングを踏襲し大隊マークと序号を過去と同じ位置で書き入れています。

F-5F、5384。一昨日飛んでいなかった機体で、中隊徽を機首に入れられています。
ロービジになった今でもこのようなハイビジのマーキングを見ると嬉しくなります。

F-5F、5392。
念願のF-5の台東志航離陸ショットを最終日にしてようやく捕獲。
5383と5274がかっこいいフォーメーションの離陸を見せてくれました。

中隊マーク付きのF-5F 5384はシングルで離陸。
台東の山バックでのF-5の離陸、念願の光景に満足度も高いです。

F-5FとF-5Eのフォーメーション離陸。2タイプの重なりがカッコいいです。
F-5E 5269のシングル離陸。

F-5が全機離陸したのを見て着陸側へ移動。
既に大半のAJTは着陸していましたが最後の2機が残っていました。
1111が着陸します。

T-BE5A 1110が着陸。
少し後ろ気味のカットでは背中も少し見ることが出来ます。
新設計の翼には赤・白・青の国旗のカラーが大胆にペイントされています。
こちらはいずれ雷虎小組でもカッコいい姿を見ることが出来そうです。

F-5E 5274は一昨日も飛んでくれたF-5Eのうちの1機。
今回の遠征では初めてのF-5Eの定番着陸カットのチャンスとなります。

F-5F、5383がTGL。一昨日も元気に飛んでくれているF-5Fです。
空戦データ送信装置が翼端に装備されているのが訓練機らしいです。

F-5F、5384。離陸時にも書いた中隊徽入りの機体。
比較的迷彩の濃淡が濃い機体です。

F-5F、5383がローアプローチ。

F-5E、5268も一昨日飛んだ機体。前回訪問時にはハイスピードタキシーを見せてくれた機体でもあります。
F-5Fとは随分印象が異なるF-5E。
日が差して、背景の山にF-5Eが綺麗に映ります。

先ほどの5383が着陸。天気は回復し日が当たる朝の光線がF-5に当たり素晴らしい定番ショットが撮影できます。
F-5F、5392がローアプローチを実施。

5392は続いてタッチアンドゴーを実施。
以前訪問した基地開放の時にもフライトしていますが、中隊徽が入れられていました。
現在は省略されています。

ノーズが長いF-5Fはボリュームがあり斜め前のアプローチカットが絵になります。

この5392の着陸で、一旦F-5のフライトがひと段落。

本日もCAPのためミラージュ2000-5EIが離陸。
一昨日新竹より交代のため飛来した2042が離陸。
山を背景に離陸するミラージュカッコいいです。

続けてミラージュ2000-5EI、2046が離陸します。
形態は同じタンク2本と短射程、中射程が2本ずつ。

T-BE5A、量産3号機の1103が離陸。離陸する姿もかっこいい練習機です。

シルバーのF-5Fが離陸しました。迷彩の機体と同じく46仮想敵中隊の塗装を維持している塗装で、こちらは人民解放軍のJ-7などの旧式戦闘機を模した塗装。
こちらもすべてのマーキングがハイビジになっており、大きく前に入れられた赤い文字とシリアルが入る場所に入れられた中正の文字も迷彩と同じ塗装パターンです。
尾翼のピパーオンターゲットのマークは迷彩と同じく46中隊のもの。

続いてF-5E、5274が離陸。

続いてF-5E、5281が離陸。

最後にF-5F、5389が離陸。序号と愛称が薄い機体です。

AJTも離陸します。T-BE5Aの1106。

続いて量産初号機の1101。
この後もAJTの離陸が続きますが、F-5の着陸を撮るため移動。

2機のF-5Eがフォーメーションでローアプローチ。
学生の最終課目のようで、この2機に学生がソロで乗っているようです。
教官が乗る銀塗装のF-5F、5396はその右側を飛行、2機のフライトをチェックしています。

ミラージュ2000がCAPから戻ってきました。

2聯隊のミラージュ2000、2042。
事情だけに単座の機体のみの展開です。
続いて2046が着陸。

先ほどのF-5Ex2機は、今度はポジションを変えて着陸します。

F-5E、5274。空戦データ送信装置付きの機体。
背景の山はかすんでいるものの、しっかりと暗い背景を提供してくれてありがたいです。

続いてF-5E、5281が山を背景に着陸。
残り少なくなったチャンスですが、しっかり飛んでくれるのがありがたい限りです。
こうしてまた一人の学生が卒業、F-5乗りが巣立っていきます。

シルバーに輝くアグレッサー塗装、5396が着陸。
懐かしささえ感じる銀塗装、以前は数機に施されていましたが、単座のF-5Eには現存せず複座も現在この5396のみに施されています。
この5396、以前の訪問時は同じ塗装パターンながらグレーにロービジの塗装パターンでしたが、シルバーの機体がすべて引退したのを機に、わざわざ塗りなおしたそうです。

もう1機はF-5F、5389。この機体がこの遠征すべてのF-5E/Fの最後のチャンスとなりました。
恐らく我々にとって7聯隊のF-5の最後のチャンスでもあります。
ありがとう、お疲れ様でした。

F-5のフライトは終わりましたが、AJTのフライトはまだ残っています。
T-BE5A、1103が着陸。
山を背景にカッコいい機体が次々と着陸。

続いて1102。
IDFと同じくAJTも編号の下に序号が入ります。ラウンデル、シリアルなどマーキングの位置もIDFを踏襲しています

量産初号機の1101。
IDFに比べ、ステーションがないためシンプルな印象の翼。
アンテナが大型化されていて、IDFに見慣れると少し大きさに違和感を覚えます。

続いて1110。
今回初めて見たこのカッコいい機体も今後基地開放でもおなじみの存在となるでしょう。
T-BE5A,1109
12機いるT-BE5Aはフル稼働で、この実質2日ですべての機体が撮影できています。

3月現在、一番新しいAJTが1112、量産12号機で、12機すべてが稼働中。
この短期間でこれだけの納入ペースは非常に早く、我々のF-5チャンスに焦るを伴った一つの要因でもありました。
今年中には台東納入分がすべてそろう見込みのようで、それに伴いF-5は退役。
AJTは続いてAT-3の更新に取り掛かる予定です。

ラストはT-BE5A、1111。
この機体を持って志航基地を後にしました。

台東志航基地と台東市内は離れていないため、アプローチを市内からも見ることが出来ます。
第10空運大隊のC-130H、1309と1315が着陸していきました。

今回はずっと行きたくても行けなかったF-5の撮り収め最後の年に何とか撮影ができました。
とりわけ迷彩と銀塗装の両機が撮影できたのは幸運でした。
次回はAJTと・・・新しい聯隊が出来る予定で、志航基地も様変わりしているはずです。
F-5への感謝と、そんな志航基地に胸を膨らませつつ台東を後にしました。