2024年8月10日土曜日

2024.8/10 RCYU 嘉義営区開放

今まで参加した開放でかつてない最悪の天気で迎えた嘉義営区開放

傘をさして水たまりよよけながら地上展示を撮影していきます。
EC225。以前の嘉義でも展示された機体で、他の開放では展示されないため、意外と貴重な機体です。

つづいて隣にはS-70C-6が展示されています。
台湾に導入されたS-70のうち後期に導入された4機のみこの仕様で導入されています。
この4機はS-70C-1Aが引退した後も引き続き使用されるようです。

おなじみ台南のF-CK-1D 1624
1443とともに去年よりラウンデルと部隊マークがハイビジ化されより派手な印象になったこの機体。次回は晴天下で撮影したいものです。
IDFの地上展示はこれ一機のみ兵装もなく、以前より随分と寂しい展示となりました。

F-5が全機引退し、いよいよ引退が迫るAT-3。この日は0861が展示されていました。

となりにはTBE-5A 1131。今年受領したばかりの最新号機です。

随分と印象が異なる2機種。次回の基地開放ではおそらくAT-3は引退済と思われるので、この並びも今年限りとなります。

地元嘉義4聯隊からはF-16A #6644が展示されていました。
今年は兵装一切なしの単座1機のみ。IDF同様以前の開放に比べかなり小規模の展示です。

2聯隊のミラージュ2000はお馴染みスペマで維持されている2020。
こちらもIDF、F-16同様兵装無し、1機のみの展示でした。

今年は雷虎AT-3のラストデモと言われていましたが、残念ながら飛行展示が中止に。
タキシングのみとなりました。
他、F-16の編隊飛行もキャンセルとなりました。



基地開放でお馴染みエプロンに並んだAT-3の姿も今年が最後。

各機でもフライトのみ実施されました。

IDFのデモフライト。この悪天候でもフライトが行われたことに感謝です。

以前も撮影したIDFの尾翼並び。今年はAJTの尾翼を挟んだ3種の尾翼が並びました。
大きな尾翼にはそれぞれ中華民国の国旗の色である赤、青、白の色が配色され、個性的で格好いい鷲が描かれています。

つづいてミラージュ2000のデモ。

こちらもローショウでハイレート系の演目は無し。

今回初めて複座でのデモとなったミラージュ2000。機体は2059で行われました。
残念ながらロービジでいつもの機体という印象ですが、タンクがない形態は珍しいといえそうです。

F-16。これだけ湿度の高い日ですが、ベイパーコーンは出ず…以前より速度が落ちているような気がします。

背中を見せて。

雨が降る中F-16が戻ってきました。
以前の開放ではスペマであった6814。MLU化され併せて通常塗装に戻されてしまいましたが、それでも"814"に対する愛着は健在なようで今回もこの機体がアサインされました。

昼からはUH-60Mによるコンバットレスキューデモ。
今回は2機で実施されました。


機首にはUH-60Mのデモマークが入れられていました。


デモらしい機動は行わず展示が終了。
天気も相まって寂しい内容となった今回の基地開放。
空軍基地の開放については次回は当分ないとのこと。それまで色付きやデモが維持されるのか、そして数年後、無事開催できる状況であること、無事参加できる状況であることを願って基地を後にしました。

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