2018年8月13日月曜日

2018.8/11 RCKU 航空嘉年華抵嘉

今年も2カ所目の基地解放にもいくことになりました。
2カ所目は嘉義基地。
この基地に所属する第4聯隊はかつてのエースパイロット、高・志航将校が所属していた聯隊で、現在でも志航聯隊と呼ばれROCAFの精鋭聯隊として位置づけられているそうです。
今回はそんな第4聯隊が所属する嘉義基地で空軍節に近い日に開放を行うとあってか空軍の力の入れようも去年の岡山基地・花蓮基地や今年の志航基地と異なり、"航空嘉年華抵嘉"という名前で行われました。
"嘉年華"は"フェスティバル"を、"抵嘉"はこの嘉義地方を現しており、"航空嘉年華抵嘉"は嘉義地方で行われる航空フェスティバルという意味となります。
 
去年の花蓮同様、開放して間もなくF-16A/Bのタキシングがスタート。
花蓮の倍以上、8機のF-16がこちらに向かってきます。
これだけ機数が連なるとかなりの迫力があります。

贅沢に2機で。
 規制ロープがTWY直近にあるためこのような姿を見ることができます。

1機目は23作戦隊のF-16B、6817。
第4聯隊所属の機体は馬拉道太陽神の代わりにフィンバンドが巻かれているのが特徴で、かつては部隊カラーで色分けされていましたが、ロービジ化に伴ってすべて同一のグレーとなってしまいました。
23作戦隊の部隊カラーは青で、ハイビジ時代は綺麗な青いフィンバンドが巻かれていました。

2機目は22作戦隊のF-16A、6631。現在のデモ機はこの22中隊所属なので、同じ鳥がミサイルを抱えたイラストの中隊徽が描かれています。
部隊カラーは黄色で、かつては黄色いフィンバンドが巻かれていました。

続いてインティーク、トランプの中隊徽は21作戦隊のF-16B、6805。先代のデモ機6609もこの21作戦隊の機体でした。
21作戦隊は4聯隊のファーストスコードロンで、部隊カラーは赤。かつては赤いフィンバンドが巻かれていました。
21作戦隊はかの高志航が指揮を務めた部隊でもあります。

中隊徽が描かれていないF-16A、6700がタキシング。現在は3部隊で構成されている4聯隊(旧455聯隊)ですが2005年以前(当時は第4大隊)は14作戦隊もこの中にいました。
14作戦隊は花蓮・第8大隊のF-5を運用する部隊で、5聯隊との基地交換時に14作戦隊のみこの嘉義・4大隊に編入されました。
14作戦隊はF-16の訓練部隊としてしばらく4大隊でF-16に水色のフィンバンドを巻いて活躍していましたが、大隊解体時に解散、機体は他のF-16部隊に配備されました。
この6700は2005年以前に14作戦隊に配備され、その水色フィンバンドが巻かれた姿が確認されています。

22作戦隊のF-16A、6641。
キャノピーには全機台湾の旗を掲げてタキシングしていきます。
花蓮では370galを2本装備していた機体が殆どであったのに対し嘉義ではセンターに300galという形態が一般的なようです。

F-5時代には最新の機体を配備していた嘉義。F-16になった現在でも精鋭部隊の誇りを感じます。

23作戦隊のF-16A、6699。ここへきてようやく23作戦隊のA型が来ました。
嘉義の4聯隊はF-16Aを最初に配備した基地であるため、花蓮の機体に比べ若い番号のF-16が揃っています。

7機目は22作戦隊のF-16A、6636。フィンバンドは左側はすべて455TFWで統一されています。
455TFWは第4聯隊の昨年12月までの聯隊番。今でもスペマ含む全機が455TFWのフィンバンドをまいています。
冒頭でも書いた通り4聯隊は空軍の中でも特別扱いされており、3個中隊は先の大戦から現在まで4大隊の中で行動を共にしています。
ハイビジ時代には尾翼に中隊徽を書き入れる等、現在でも精鋭部隊扱いであることが見てとれます。
8機目も22作戦隊のF-16A、6637。上の機体の後番です。
22作戦隊の機体はすべてF-16Aでの登場でした。

タキシングした8機のF-16が離陸。
嘉義のRWYは先に行った3基地に比べ滑走路が遠く、離陸の撮影には不向きです。

 一通り離陸を撮影した後に地上展示を撮影するのもお馴染みの流れ。
 陸軍のAH-1が展示されていました。

OH-53D。前回台東で撮り忘れていたので今回が初めての撮影です。
ベル206の発展型でその面影を残す不思議な機体です。
 
陸軍からの借用機でS-70の後継機として導入が進んでいるUH-60M。
借用機であるため陸軍のシリアルナンバーと"陸軍"の文字を消した跡が確認できます。
 
続いて現在の救護隊の主力機、S-70。
7011は後期に導入された機体で、胴体側面に赤十字マークが入れられているのが特徴です。

隣には同じく救護隊EC225の2252。導入は少数にとどまったため他の基地解放ではまず展示されないレア機種でもあります。
見慣れたEC225ですがブルーの綺麗な塗装がとても新鮮です。
 
第2聯隊のミラージュ2000-5DI、2056が展示されていました。
これまでの開放で展示さてていた複座の2055とは異なる機体で7月末に新たに塗られた機体です。
従来の機体に比べて青の色が少し濃いのが特徴です。

花蓮から12偵察隊のF-16B、6830。
去年の花蓮開放から塗り直されたようで塗装が綺麗になっていました。
 
22作戦隊のF-16A、6635も地上展示されています。
普段はソロデモ担当の機体であるだけにフル装備での地上展示はかなり新鮮です。

岡山、台東と展示された第1聯隊第1作戦隊のF-CK-1D(IDF)の色付き、1624。
1627がロービジになった今、唯一の複座色付きとなっています。

台東志航ではハンガー内に展示されていたF-5F 5403。
5395に比べ気持ち濃いグレーの面積が多くなっています(塗装パターンは同じ)

 専機隊に所属するBeech 1900C-1、普段見かける白色の機体とは異なる1911が展示されていました。
この機体は1機のみ存在する飛行点検仕様の機体で目立つようにこのカラーリングにされています。
 

AT-3はAT-3Bとして製造された0859が展示されていました。
AT-3Bとして製造された機体はのちに教練機として編入されています。

T-34ターボメンターが展示されていました。
オレンジが鮮やかな塗装です。

第10空運大隊のC-130。地上展示は台東と同じく1315が展示されていました。

20電戦大隊のE-2K、こちらも台東と同じ2505が展示。

P-3Cは34中隊の3311。こちらも台東と同じ機体を持ってきていました。

演目はパラシュート部隊によるパフォーマンスでスタート。
 
中華民国、空軍司令部などそれぞれの旗を掲げながら
降りてきます。
 
つづいては空中分列式。
通常空中分列式は各3主力戦闘機機種によって行われますが、嘉義は精鋭部隊だからか全て自基地所属の機体で行われました。
まずは救護隊によるフォーメーション。
S-70とEC225は同じ鮮やかな塗装が施されています。

機数が少なく他基地では見れないEC225、2251。飛んでいる姿も初めてです。
水色と青のカラーリングが警察のAS332を思わせる格好いい機体です。

 続いてS-70の7001。他の機体とは異なりVIP輸送の際の警護などに使用される機体で、胴体の側面、腹の赤十字マークが無く、かわりにドア下にステップが備えられています。
その他各種アンテナも少なく、特殊な機体であることが伺えます。当初は7002もこの仕様で存在していましたが墜落により失われ現在この仕様はこの機体のみのようです。

空軍が陸軍より借用して使用を開始したUH-60M。そうは陸軍カラーのまま、赤十字のステッカーを張っただけのやっつけ感満載です。
この機体が増えると旧式となっているS-70は数を減らしていき、来年には全機がこのUH-60Mに置き換わる予定となっています。

UH-60Mは陸軍に借りている機体であり、しばらくすると新しい機体を正式導入すると思われますが、その時塗装がどうなるのか、またEC225の塗装は今後どうなるかなど、今後の救護隊の動きに注目です。 
 
続いて戦闘機作戦隊のF-16によるフォーメーション。
フォーメーションで通過せず直接ブレイクしていく姿にビックリ。
精鋭部隊嘉義ならではの演目でした。


つづいてS-70によるデモフライト。
台東志航では中止となったので、ここでようやくこの目で見ることができます。
機体は以前松山・花蓮で撮影した7007と同じ時期に導入された7008。
塗装も7007と基本的には同じですが、今回は特別にソロデモ用のステッカーを機首とドアにはられていました。

早速派手な前傾姿勢を披露。

派手な機動飛行を見せてくれます。

背中を魅せながらのフライト。
今までまで見たことがないヘリの機動には驚かされます。

腹を見せて。
腹に書かれた赤十字もしっかり確認できます。

背中にも赤十字が描かれています。
 
派手な機動の後は救助デモンストレーション。
 ホイストは救護用の7003からの機体に装備されています。

 離脱する時にも青天白日満地紅旗を掲げて。
とても格好いいフライトでした。
 

フライト後にはタキシングも撮影できました。
機首のデモフライト用ステッカーがカッコいいです。

ドアを開けて観客に向けて挨拶。
キャビンにはスターウォーズのキャラクターの被り物をしている方もいました。

S-70の後はIDFのデモフライト。
滑走路が遠いため飛行中から撮影スタートです。
今回IDFのデモフライトを行うのは28作戦隊のF-CK-1C、1428。
 
腹には天険2型などを装備できるステーションもしっかり確認できます。

黒煙を吐きながらロールを打つIDF。
背中では左右異なる迷彩がくっきりと確認できます。

ベイパーを引きながらターン。
今回は視程が悪かったのかLowShowでの機動のためいつもより多く旋回します。

会場後方からベイパーと黒煙を出しながら進入してきます。

そのまま背中を魅せてくれました。
会場内でもしっかりと捻りが撮影できるLowShowは素晴らしいです。
 
演目終了後に地上展示してある台南のF-CK-1Dと並びます。
IDFは台中3聯隊と台南1聯隊に配備しており、昇展化された機体には昇展計画のデモ機である10005,10006の愛称"雄鷹戦機"になぞらえてそれぞれイラストが描かれました。
昇展1号計画で改修された台南1聯隊の機体は側面からデフォルメされた鷹がデザインされ、昇展2号計画で改修された台中3聯隊の機体には図案化された鷹の首が描かれています。
このマーキングはそれぞれの基地所属の目印であるとともにシンボル的な位置づけとなっており、それぞれの聯隊のパッチやグッズなどにもこのイラストが良く描かれます。
台南と台中のハイビジ機が並ぶチャンスはあまりなかっただけに良いチャンスとなりました。
どちらも素晴らしいデザインです。

ミラージュ2000のデモがスタートしました。
台東では背中が見れたデモですが、会場内だとあまり撮影しにくいフライトです。
 
今回デモを担当するのは台東と同じミラージュ2000-5EI、2020。
背面飛行を見せてくれます。

お腹をギラッと光らせながハイレート。
湿度が高いためうっすらベイパーが出ています。

お腹を撮影するチャンスが多いだけにお馴染みのこのマーキングは綺麗に見えます。

デルタ翼の独特の形状はいつみても新鮮で魅力的です。
 
着陸後のタキシング。ピンと伸びた尾翼やスラッとしたボディーが格好いいです。
 
 同じ天気でも地上展示の2056より色が薄いのが分かります。
 
F-16のデモ。
今回はいつもとは異なりF-16Bでのデモです。
なかなかベイパーを見せてくれないハイスピードローパス。
 
今まで見たことがないF-16Bの背面飛行。大型のキャノピーが目立ちます。

ロールを行うF-16B、6814。
ハイビジのラウンデル、尾翼、そして大型のキャノピー。すべてが見える贅沢な角度です。

低速のローパスでは後席に青天白日満地紅旗を掲げていました。
これも複座ならでは。
 
ロールを打ってローパス。
最後席に座るのは去年岡山花蓮でデモフライトを行ったニンジャ氏。
今フライトが最後のデモフライトとなると思われますが、今まで操縦かんを自ら握ったデモフライトの後席からの景色はどのようなものなのでしょうか。

ナイフエッジでは青天白日満地紅旗を上に掲げていました。
ハイビジのラウンデルと大型のキャノピーというだけで尊いです。

最後にお馴染み超接近ローパス。 ギアを上げて一気に加速していきます。
今までフライパスがとても小さかったこの機体が、最も近い場所を通過。
 
鮮やかな尾翼とそれぞれの鮮やかなヘルメットがとても絵になります。
 
 
エプロンに戻ってきました。
堂々たるタキシングです。

6814は今まで岡山、花蓮と空中分列式のフォーメーションの先頭を務め綺麗な写真が撮影できていなかった機体。
また、台東志航ではそれすら花蓮の機体が登場し見る機会がありませんでした。
そんな機体だけに、今回は念願かなって単機の綺麗な写真が撮影できるチャンスが巡ってきたわけです。

6814は先代の6609や6635と同じ空戦勝利80周年記念のスペマとなっており、複座の機体に鮮やかな尾翼の唯一無二の機体となっています。
シリアルナンバーも空戦勝利の日"8月14日"に合わせて6814の機体にデザインされています。
機体自体は22作戦隊の機体となっており、インティークには部隊徽が入ります。
 

前席で操縦するのは8代目デモパイロットのチーチー氏。
その後ろでサイン入り青天白日満地紅旗を持つのは7代目デモパイロットのニンジャ氏。
どちらも高志航の遺志を受け継ぐ凄腕パイロットです。

会場の声援向けキャノピーから最大限応えていました。
 
雷虎の演目は花蓮以来のフルショーで実施。

鮮やかなスモークが綺麗な雷虎。スモークも残りやすい気候でした。

整然としたフォーメーションで通過。

雷虎名物の交差演目。会場正面から一機がスモークの中をくぐっていきます。

背面飛行で通過する0828。
通過演目が多い雷虎ですが、AT-3という機体の性能をフルに使った演目も行われます。

垂直系の演目も花蓮以来。
鮮やかなスモークを出しながら開花するAT-3のフォーメーションは美しすぎます。

最後は花蓮にはなかったブレイクで終了。
岡山、台東では行われているこの演目ですが、これが完全なフルショーでしょうか。
 
演目を終え堂々と7機でタキシーしてきます。

タキシングもとても格好いい雷虎のAT-3。
 
AT-3、0817。
AT-3、0820
AT-3Bとして製造された 0849。
武装を装備すると機動が思わしくなかったため夜間攻撃任務を任されていたAT-3Bですが、それでも機体の消耗は激しかったそうです。

AT-3 0823。

こちらも元AT-3Bの0846。

最後の機体はAT-3、0828でした。 
 
 午後からはC-130の性能展示。S-70と同じく志航基地では中止になってしまったため、初めて見ることが出来ました。
激低ローパスでスタートします。
ローパスからの急上昇。翼上が見えるほどの上がり方をします。

凄まじい捻りで会場に迫ります。この後会場に腹を見せてのバンク。
とにかくバンク角が凄まじい機動なのです。

 


ラダーを左右に切りながら会場正面から進入、会場に近づいたところで一気に左バンク。
日本では見られない吃驚機動に唖然でした。
コックピットの窓には6大隊徽と102中隊徽が掲げられ、徽章がないC-130をこの日限りで彩りました。
会場側でも少しだけ背中を見せてくれました。
台湾のC-130は明るい緑の東南アジア迷彩。これが翼の上にも施されており日本のとは違った魅力があります。

会場後方からハッチを開けてローパス。

右側には台湾のC-130のマーク、101中隊徽。
C-119時代までは当たり前だった機種の中隊徽が窓越しではあるものの限定復活したともいえ、その時代を知らない我々のような新参中華民国空軍マニアにとってはたまらない演出となりました。

後部のハッチからは3人が会場から見えるように手を振っていました。これも輸送機C-130ならではのデモ。
会場からも見えやすいよう大きな手のグローブをはめている人、左にはわかりづらいですが中華民国国旗を振っている人。機体はハッチ内部が見えやすいよう上昇するという凄い演目です。

Ready Goの合図で高高度から一気に急降下、そのまま着陸しました。
次は滑走路の近い基地で見てみたいものです。
 

 
午後から、C-130のフライトが終わった後はF-16がローカルフライトを行うためにもう一度タキシング。

TWYが近いため地上展示のような迫力ある構図でタキシングが楽しめます。
朝のフォーメーションで唯一の21作戦隊から参加した6805は、午後からもフライトに参加しました。

22作戦隊の6641も朝から引き続き参加でした。 
午後のフライトは確認した限り午前の機体と同じ機体がフライトするようです。
 
朝にも参加した23作戦隊の6699が観客の前をタキシング。ファンサービスも満点です。
観客からTWYはご覧の近さ、これだけ間近でのF100エンジンの重奏には耳も痛くなります。
 
午後からは残念ながら酷い逆光となってしまいます。
それでも一糸乱れぬデルタ編隊に志航魂を感じるのは私だけではないはず。。
 
最後はエシュロンからのブレイク。
これで一連のフライトはすべて終了しました。
 
すべてのフライトが終わった後にじっくりと地上展示を撮影しました。
まずはゲートガードから。嘉義のゲートガードはとても充実しています。
UH-1 9506。陸軍や空勤隊などがお馴染みですが空軍の救護中隊でも運用されていました。
VIP警護などに使われていたようで、のちにS-70に役目を譲りました。赤と黒の塗装がオシャレです。

F-5Eのゲートガード。第4大隊はF-5の大隊で、精鋭部隊との位置づけから最新の機体が集められていました。
嘉義も花蓮と同じく大隊徽が消された状態で展示されているのが大変残念です。

F-100スーパーセイバーが2機。F-5Eを使用する以前に第4大隊が使用していました。
単座の0101は赤い塗装で21作戦隊、複座の0005は黄色の塗装で22作戦隊に所属していたものと思われます。
すらっと伸びたフォルムがとても格好いい機体です。

救護中隊で救難機として使用されてきたHU-16アルバトロス。
教育展示館に展示してある機体とは異なりこちらは初期の濃いブルー一色の塗装で展示されていました。
ノーズに輝く視点白日旗も美しい。

T-33、3074が展示されていました。
この機体は練習機仕様ですが、台湾ではT-33に迷彩を施したうえ武装し、攻撃機として使用した実績もあります。

 F-84Gサンダージェットが置いてありました。
 この機体を見るのは教育展示館以来で、教育展示館は吊って展示されていたので、屋外の地上で見るのは初めてでした。
塗装はF-84Gが交戦した721空戦時の塗装となっています。
 
格納庫内にも展示機がいました。

岡山と同じく第1聯隊9作戦隊のF-CK-1(IDF)、1443が格納庫内に展示してありました。

第2聯隊ミラージュ2000の2027も同じく格納庫の中。

救護隊のUH-60M、935も展示されていました。
 
 3聯隊28作戦隊のF-CK-1C(IDF)。機体は去年の花蓮、今年の志航とデモを行った機体と同じ1428です。
その前の岡山では予備機として飛来していました。

 この基地解放の主役といっても良いF-16B、6814。
隣に置いてある2つのタラップもいいアクセントです。

 ミラージュ2000-5EI、2020。

横にはS-70 7008が展示されています。
 
 

Blue Shieldの文字が書かれたエンブレムが入っています。
ステッカーが湾曲対応ではないのか、熱で柔らかくしたりしていないのかはわかりませんが、結構適当に貼ってあります。
 
地上展示機ももう一度撮影しました。
午後からは午前とは逆面が順光になります。
着陸などを撮影したなじみが深いサイド。こちらも胴体の塗装に少し違和感があります。
ローアングルで見ると下部が塗られていないのも確認できます。
 
F-CK-1Dの1624も再び。
IDFはローアングルも素敵です。
 
ミラージュ2000-5DI 2056。
先週塗られたばかりの新スペマでまだ塗装が綺麗でした。
こちらの機体もローアングルで。
 
F-16 6635は普段デモに使用する機体なので近くで見る機会があまりないため貴重な機会です。
 
AIM-9、AIM-7、GBU-12、AAQ-13、300galとなかなか豪華な装備でした。
嘉義のスペマがフル装備で展示される機会はそうそうないのでかなり貴重です。
 
花蓮第5聯隊のF-16B 6830。
去年の花蓮と比べ、背中にコーションデータが追加されていることや、キャノピーの淵が黒で塗られていること、レドームの色など少しマイナーチェンジされていました。
 
こちらは花蓮お馴染みの370galとAIM-9、AIM-7、ALQ-184の仕様でした。
(カナード翼っぽく見えるのは後方に展示してあるE-2Kのロートドームです)
 
AT-3 0859もいい感じで撮影できました。
ローアングルでもステーションの後は見当たらず。綺麗になっています。
 
T-34ターボメンター。オレンジ色が鮮やかです。
後ろのBeech1900飛行点検機と同じ色でしょうか…。
 
Beech 1900C-1飛行点検機も裏側から撮影。
機体が大きいためローアングルでは撮影できませんでした。
 
救護隊も裏側から。
この3機並びが見れるのみ今のみです…。
 
UH-60Mはこの色が出にくい塗装ですが非常に綺麗な光線で撮影できました。
スタビライザには救護隊の部隊マークも入れられています。
 
S-70も同じ角度から。
鮮やかな水色のS-70は台湾名物でしたが、こんな姿が見られるのもあとわずかです。
 
EC225も同じ角度から。
今回の基地解放は様々な角度からこの機体が撮影できた貴重なチャンスとなりました。
 

OH-53D。ローアングルで見るとかなりロースキッドなのが分かります。
左右で装備が異なるため面白いです。
 
AH-1。こちらも左右で装備が異なりAIM-9のキャプティブ弾を装備していました。
 


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