2020年2月6日木曜日

2020.1/12 VTSP

3日目は初めてのプーケット空港。
プーケット空港のRWY09側にはナイヤンビーチというビーチが広がっており、セントマーチン島とまではいかないものの、目の前で着陸する姿をビーチにいながら体験できる世界でも数少ない観光地となっており、多くの人でにぎわっています。
有名なビーチですがフラットにアプローチをとるべく離れた場所でスポッティングです。

エアアジアは朝からスペマ。9M-AOFが飛来。
時折プーケットには飛来している機体のようです。

プーケットには朝方GoAirが立て続けに数便飛来します。
1便は夜明け前に着陸しているのでこれは2便目。

737の導入とともに数を減らしていくであろうシルクエアのA320。
737MAXの問題により延命がとられているものと思われます。

GoAirのA320neo、3便目。
GoAirのビルボードタイトルが力強く書かれています。
今はまだマイナーなLCCですが、今後このタイトルのようにIndiGoやスパイスジェットのように力強く成長していくLCCになることでしょう。

EKの777も降りて来ました。
観光地であるため様々な地域から大手航空会社が大型機で就航しています。

ベトジェットのスペマ、HS-VKAも降りてきました。
この機体は遭遇率が高いです。

3日前にA330を見たノルドウィンド航空の777-200ER。エンジンのブラックがトリプルの大きなエンジンによく似合い、A330より格好よく見えます。
ノルドウィンド航空は旅行代理店のPegas Touristikが設立した航空会社で、主に大型機でチャーター便を運航しています。近年では定期便にも進出しているロシアでも元気のある航空会社といえるでしょう。近々関空にも就航予定です。

つづいてロイヤルフライト航空の777-300ERが飛来。
ロイヤルフライト航空はもともとAbakan-AviaというIL-76を運航するアエロフロートから分社したエアラインでしたが、旅行代理店のCoral Travelが買収し立派なエアラインへと姿を変えた会社です。タイのリゾート地への便のほかロシア国内や中東方面へ便を就航させています。
赤い尾翼とエンジンがアクセントとなったシンプルながら美しいデザインです。

美しいビーチの上を赤い尾翼の777が通過します。

RWYが変わってビーチからポイントを変更。
早速タイの747、HS-TGPが離陸していきます。

タキシングは目と鼻の先。ちょうどタイエアアジアのA320neoがタキシングしてきました。

Nok Airの737-800、HS-DBSが降りて来ました。
ピンクと黄色がモチーフとなったかわいらしいデザインです。

マレーシア航空の737-800は旧塗装機で飛来。
なかなか巡り合うことができなかった機体でしたが、ここにきてようやく撮影できました。

いずれ消えゆく格好いいストライプデザインの機体をしっかり撮影できてかなり満足です。

1日目には満足いく写真が撮影できなかったバンコクエアのA320、HS-PPD。
こちらもきれいな写真を撮影できました。

Shopeeのアドカラー機となっており、胴体には大きなロゴが入れられています。
後部の塗装は少しバンコクエアチックなデザインになりつつShopeeの赤い線も入れられ、いつもの塗装とは異なる雰囲気の機体となりました。


スクートのA320は以前からタイガーで使用されていたWTFの機体。
すっかりスクートの一員の顔で飛んでいます。

真っ白な塗装のA330-300が降りて来ました。
この機体はI flyの機体で機種にロゴが入れられています。
以前は派手な塗装のA330を運航していましたが現在は運航されておらず、この真っ白なA330がほかに数機運航されています。近年VIMから導入したA319に新塗装が導入されているため、そちらに変更するための移行期間であったため、暫定塗装になったと思われます。
この機体は元はエアカライベスのF-GOTOです。

バンコクエアのATR72を俯瞰で撮影。見慣れた機体でもところが変われば新鮮です。

ノルドウィンド2便目の777-200ERが降りて来ました。
プーケットはロシアからのバカンスの地として大変人気でロシアから大型機で頻繁にチャーター便が飛来します。
とくに冬場はより盛んとなるようです。

キャセイドラゴンのA321は旧塗装で飛来。

ノルドウィンドの未明に到着した便含め本日4便目はA330-200。
出発先の都市によって機種が変わります。

バカンスの地ということもあってプライベートジェットも時折見かけます。
このF900はBCS Aviationの機体、T7-BCS。

ファルコンのメーカー標準塗装ですがこのカラーが塗られたF900は初めて見るかもしれません。
ゴールドベースのウェイブもおしゃれを感じます。

早朝に到着したノルドウィンドの777-200ER、VP-BJJが出発。
この機体は元アエロメヒコのN476AMで787に置き換わる形でノルドウィンドに移籍しました。

777ともなると大迫力。

胴体後部には白でNをモチーフにしたロゴマークが入れられているお洒落な塗装です。

入れ替わるように飛来したのはロイヤルフライトの757-200。
ロイヤルフライトといえばこの機体というイメージもある機体。大きな赤い尾翼とグレーのタイトルが757によく似合っています。
ロイヤルフライトもノルドウィンドと同じく西洋機の中古を導入しています。このVQ-BTRは元はトーマスクックのG-FCLE。

Nok Airの737-800、HS-DBSが出発。鬣のイエローがこのシリーズのチャームポイントで、青、紫の二種以外は黄色で統一されています。

前回あまりきれいに撮影できなかったHS-DBXが飛来。
黄色とピンクをベースにしたシンプルな塗装ですが、色のバランスが非常に好印象です。

つづいては同系統の塗装となっているHS-DBVが出発。
青と緑が主体の塗装です。

タイの747-400が出発。ここで見る747は大迫力です。

引退の宣告がされたTGの747-400。貴重なチャンスを無駄にせず、しっかり記録していきたいです。

TKのA330が出発。

つづいて朝方離陸したロイヤルフライトの777-300ERが離陸していきます。
胴体後部には親会社であるCoraltravelのロゴが大きく入れられていました。

チャーターばかりではなく、定期便としてアエロフロートの777も飛来します。
アエロフロートは言わずと知れたソビエト時代からのフラッグキャリア。
ソビエト崩壊後に民間のエアラインへと体制を変化させ現在の姿となりました。
社名のフロートはフリートの意、つまり航空艦隊という意味を持つ社名となっています。
現在は複数の会社を傘下に収め、ロシアで最大の勢力を誇っています。

新塗装が発表されA350ではすでに実機が登場しているだけにこの塗装の機体も気合を入れて撮影しなければいけません。
裏表でロシア語・英語と異なるのがアエロフロートの面白いところです。

アエロフロートの777が離陸すると入れ替わりでアエロフロートのA330が降りて来ました。
このプーケット空港はグループのロシア航空を含めると一日4便、すべてモスクワから就航しています。

タイの最新鋭機A350もプーケットに飛来します。
タイの大型機はスワンナプームとを結ぶ便がほとんどで、国際線の乗り継ぎ需要が多いため大型機が中心となっています。

朝方に到着したi FlyのA330-300が出発。ほんとに真っ白で面白みのないとそうなのが残念。
申し訳程度にiFlyのロゴとロシアの国旗が入れられています。

ロイヤルフライトの757-200も出発。
この角度で見る757は本当に格好いいです。

デルタが撤退してからというもの日本では見ることが難しくなったPAX仕様の757。各国で引退も進みいよいよ少数となってきました。そんなPAX仕様の757がコンスタントにみられるプーケットはありがたい場所ですね。
今回は見れませんでしたがAzur Airも757や767で飛来しており、そちらもお目にかかりたいものです。

ライオンエアグループのマレーシア部門、マリンドエアの737-800も出発。

バティック模様でMalindoタイトルの機体を見るのは意外と初めて。
現在はバティックエアのタイトルとなっている機体が増えており、この塗装もいずれはタイトルが変更されるものと思われます。

現在A320より737-800に置き換えが進行中のシンガポール航空のグループ会社、シルクエア。
737は初めて見ました。今後はこのシルクエア自体をシンガポール航空に取り込む予定で、この塗装の737は短命に終わると予想されます。


ノルドウィンド、2機目の777-200、VP-BJLが出発。
ここまで何回も見るとノルドウィンドもそろそろ見慣れてきます。

VP-BJLもVP-VJJと同じく元アエロメヒコの機体でN745AMのレジをつけて飛んでいました。

続けてノルドウィンドのA330も出発。この日は特にノルドウィンドの飛来が多い日に当たってしまったようです。
VP-BUBは元ロイヤルヨルダンのJY-AIG。

かつてのノースウェストのa330-200を彷彿とさせるデザインで、少し懐かしさもある不思議なデザイン。今度は777-300ERのフルカラーや777の旧塗装、子会社のペガスフライも見てみたいです。
ロシア航空の747-400が降りて来ました。
ロシア航空はソビエト崩壊後のロシアにおいてアエロフロートの代わりにVIP機を運航していた航空会社。その傍らで定期便を運航していましたが国の施策でプルコヴォ航空やオレン航空と統合され、半国営となっているアエロフロートのの傘下の航空会社となりました。一方でVIP機は政府が運用する組織へ移管され、混同防止のためか現在の赤と白の塗装へと変更されました。

ウラル航空もやってきます。ウラル航空はスヴェルドロフスク連合航空飛行隊としてアエロフロートの一部門として運航されていた航空会社で1993年に独立。以前はIl-86などを運航していましたが、現在ではA320シリーズにフリートを統一し近代化されました。今後は737シリーズも追って導入される予定で、複数の機種を運航しながら機体の近代化が進みそうです。この日は早速導入したてのA320neoで飛来。VP-BRXはコックピットのブラックだけでなく非常口が拡大されたタイプとなっており、少々違和感があります。

ファイヤフライのATR-72のスペマが飛来。
機体のベースの塗装も大幅に違っており結構気合の入ったスペマです。
このファイアフライはマレーシア航空のリージョナル部門を担当する航空会社の一つで、以前は737も使用していました。
のちに737はマレーシア航空のフリートに統一される形で消滅、現在はATRのみの運航となっています。

アエロフロートのA330-300が離陸していきます。
成田でも見られる日本人にとって最もなじみが深いロシアの航空会社の機体の一つといえるでしょう。

バンコクエアのHS-PGU"桂林"が離陸。
白いボディーと赤ベースのデザインが夏の空によく映えます。

シルクエアの737-800も離陸。
次回お目にかかるときはシンガポール航空の塗装になっているかもしれません。

ファイアフライのATR-72のスペマ。9M-FYJは少し高めの離陸。
胴体の下部、黒く見えていた部分の下側はオレンジが残っているのが確認できます。

タイベトジェットのHS-VKAも離陸。

ベトジェットは胴体が白いVN-A691で飛来していました。
元エアフィルでHS-VKDと同じですが、尾翼の塗装まで白いのが特徴。HS-VKDもVN-A692時代はこの塗装でした。
白い尾翼に赤いベトジェットの文字は違和感があります。

BANK OF UTAHが所有するG450、N167AD。
シンプルなストライプの塗装でした。

おなじみタイのMJets所有のセスナ750サイテーションX。HS-KCS。
日本ではなかなかお目にかかることのできない機種でとても新鮮です。

ロシア航空の747がモスクワに向け離陸。デザインセンスはともかく、赤で塗られたエンジンが締まった印象を与える塗装で、全体的にはさほど悪くない印象の塗装です。
このEI-EXJは元JALのJA8922でトランスアエロ航空に移籍し、トランスアエロ倒産とともにこのロシア航空となった機体です。

ロシア航空の747は今年に引退予定とされており、来年には撮影できないと思われます。
貴重な撮影機会となった一方で来年以降、新しい機種での撮影が楽しみです。

撮影したい機体をすべて撮影した後は、場所を変えて日暮れまでのんびり離陸の撮影。
タイスマイルのA320。

タイエアアジアのA320。

バンコクエアのA319。

夜の出発前に。。
昆明航空の737-800が出発準備中。深圳航空のマーク違いですが、機会があればきれいに撮影したい機体です。

タイの747-400も一足先にバンコクへ。

この後プーケットを離れドンムアン経由で中部への帰路に就くのでした。

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