初めてのインドネシア。初日はマカッサル空港での撮影です。
今年はハッジフライトのリース機は入っていませんが、今回は別の目的で訪問しました。
インドネシアGPのスペマとなっているガルーダの737-800が降りて来ました。ライオンエアはインドネシアの格安航空会社で、2000年代に大量に登場した航空会社のうちの1社。
その勢力はインドネシア1位の勢力となっており同国の空には欠かせない存在となっているようです。
2020年代からコロナの影響に加え、墜落事故、社長の汚職事件が重なり現在は規模を大幅に縮小して運航しています。
赤、紺、水色の三色でまとめられたデザインはシンプルながら美しいデザインです。
ライオンパーセルは貨物部門と言っても737-900で行う事業で故に小型の宅配貨物を中心に取り扱っているようです。
同部隊はMPAを任務とする部隊で737-200 Surveillerを運用しています。
ガルーダグループのLCC、シティリンク。ガルーダの国内線はほぼ同社が担当しているといっても過言ではありません。塗装は緑のガルーダで、本家とは異なりA320を使用しています。
スクートもここにはE195E2で飛来します。
見慣れたスクート塗装ですが、この機種に施されているのは少し違和感があります。
E195は東南アジア内の短距離地方路線に使用されているようです。
field上空でかつ結構低い高度でミッションを実施するとは驚きでした。
この機体こそ今回の遠征の最大の目的です。
インドネシア空軍(TNI-AU)マカッサル基地のWing Udara 5 Skadron Udara 11に所属するSU-30MK2 TS-3007。インドの機体とは異なりロシアや中国が使用しているタイプで、カナードがありません。
インドネシアではこの機体アメリカから戦闘機が調達できなかった2011年に導入。
現在は全ての機体がマカッサルに配備されています。
白ベースのデザインでしたが、2010年代にこの塗装が導入されました。
青と水色の美しいデザインとは裏腹に安全性はそこまで良くない航空会社です。
フランカーシリーズに良く似合うグレーのはっきりとした濃淡の迷彩の機体が非常に格好いいです。
赤いシリアルやフィンフラッシュ、ラウンデルがグレーの機体にアクセントを添え、魅力的な機体となっています。
インドネシア空軍(TNI-AU)のC-130 A-1330が降りて来ました。TNI-AUでは多彩なC-130のバリエーションを運用していますが、この機体は一番オーソドックスなC-130H。それでもインドネシアは独特の森林迷彩を採用しており、オリジナルの魅力があるのが嬉しいところ。
この機体はマカッサル基地のWing Udara 5 Skadron Udara 33の機体でこの日はローカルフライトを実施していました。
A-7204は元々VIP機として中古で導入した機体でSkadron Udara 17に所属していましたが、737-800を導入しVIP機が充足したことから現在はこの部隊で訓練機として運用されています。
尾翼のデザインはその際にSurveillerと同様のデザインに改められました。
Surveillerとの違いは胴体後部のアンテナの有無で見分けることができます。
スーパーエアジェット丁度3年前のコロナ後より就航した航空会社で、この夏で3周年を迎えます。そのたった3年間で61機という驚異のスピードでフリート拡張を行っているエアラインでもあり、今後も急成長が止まらないエアラインとなりそうです。
ルビースターエアウェイズは747も運航していた貨物エアラインで、制裁等により現在はこのAn-12やIL-76などロシア機を運航するエアラインになっています。
どうやら軍事関係の輸送でチャーターされたようでこの日マカッサルにたまたま飛来しました。
塗装こそ殆どありませんが、素敵な機体と航空会社に突然出会えて幸運でした。
情勢等による整備の理由などで稼働率が減少しており、現在はSU-27は全機非稼働、SU-30はわずかな機数のみが飛行可能状態となっており、復活計画はあるもののどのように進むかは不透明であり、新型機の導入が来年からスタートすることも含め今後の動向が注目されます。
古いタイプのC-130であることに加え1機のみの運用となっておりA400が導入されると引退する情報もある機体です。
この機体はWing Udara 2 Skadron Udara 32の機体でマラン基地に所属しています。
この機体を撮って午後側へ。
ウィングスエアはライオンエアの子会社で主にリージョナル路線を担当する航空会社。
塗装はほとんどライオンエアの塗装となっています。
逆側には部隊マークがあり、はっきりとこの機体がSkadron Udara 33の機体であるというのが分かります。
迷彩パターンは空自やROCAFなどの塗り分けとも異なっており、異彩を放っています。
現在トリガナエアはすべて737を旅客輸送から引退させており、フレイターとプレイターの2種のみとなっています。
旅客便はすべてATRシリーズとなっており、パプア島内などで運航しているようです。
濃い茶色+緑濃淡で塗装された艶有の迷彩。世界中どこを探してもこの迷彩を採用しているのはTNI-AUのみでとても素敵な塗装ですが、こうしてみるとインドネシアの森林に良く溶け込むことが良くわかります。
昼からもA-7304がフライトします。
今や貴重となった737-200がローカルをする姿はこれだけでも貴重な光景と言えるでしょう、
インドネシア空軍のVIP塗装を踏襲する737-200の塗装、C-130の塗装も魅力的ですが、昔ながらのツートン塗装を維持する737も超魅力的な存在です。
このA-7304はもともと遠東航空が導入した機体で以後カナディアンやヴァリグなど数社を経てBayu Indonesiaが購入したもので、同社倒産後にTNIAUが購入しています。
丁度入ってきたのはウィングスエアのライオンパーセルロゴ入りの機体。
地方路線のかなめとなっているのかマカッサルではよく見ます。
適度な艶もある鮮やかな色を纏ったこの迷彩は、世界でも美しい迷彩のC-130の一つといえるでしょう。
胴体の下は明るいグレーでこれと鮮やかな赤と白のラウンデルが暗い色の迷彩にアクセントを入れています。
機体は元長龍航空の機体で胴体前方下部にはその時代の塗装が色濃く残っています。
中国郵政航空の塗装を感じる尾翼は新たにデザインされたもので、他の機体が郵政航空からの導入でその機体の塗装に合わせられているものです。
シティリンクのA320が離陸していきます。ガルーダ塗装のA320で大きなタイトルと緑のエンジンはかなり違和感のある機体ですが、これが殆どのガルーダの国内線を運航しています。
シティリンクのA320が離陸していきます。ガルーダ塗装のA320で大きなタイトルと緑のエンジンはかなり違和感のある機体ですが、これが殆どのガルーダの国内線を運航しています。
島国のインドネシアは他国ぬ比べ航空依存率が高く、故国内でしか見られない固有のものが多く飛んでおり国内線を見ているだけでも飽きません。
とはいえノーマルではなくスカイチームで来てくれたのは少し嬉しい成果。
黄土色の独特のデザインが何とも言えない塗装です。
尾翼も飛行機のシルエットを描く単純なもの。この単純さがこの航空会社の特徴なのでしょう。
これがマカッサルで有名な午後のランディングカット。少し距離がありますが、綺麗に撮影できます。
去年より登場したインドネシアのリースとカーゴを専門に運航するBBNエアラインズインドネシア。もともとブルーバードノルディックというヨーロッパの航空会社の子会社的一図家でしたが本家が運航していないため、現在はこの塗装をみられるのはインドネシアだけとなっています。
SJ便としてランダムに運用されているようでこの日はジャカルタ便にアサインされていました。
この後はライオン航空に乗りジャワ島ジョグジャカルタへ。










































0 件のコメント:
コメントを投稿