もちろんその先には目的があった。
ずっと気になっていた遠州鉄道。今回はこの遠州鉄道の浜松基地に一番近い上島から新浜松まで
乗ってみることにしたのだった。
最近遠州鉄道では高架化が進んでいるらしく、交通はスムーズになる反面、"地方鉄道らしさ"は失われつつあります。
独特の"踏切警報装置"に灯がともると電車が来る合図。まずやってきたのは遠州鉄道1000系。地方鉄道では珍しいオリジナル車両。
デザインはともかくとして地方鉄道の雰囲気は満点です。
外観が殆ど変わらない2000系。車内、モーター、パンタグラフなどがリニューアルされています。
そろそろ乗って行きましょう。
6駅で150円という驚きの安さ。名古屋の初乗りの高さを改めて痛感させられます。
ホームへ入るのには自動改札ではなくこの意味不明な機械の横を通る。
とはいってもカード専用なので切符の人はスルーです。
しばらくしたら電車がやってきました。
乗った電車はVVVFの2000系。車内は落ち着きのある、とは言ってもどこか地方鉄道感が漂う感じ。
連結面のキノコ形の入口がどこか岐阜市内線を髣髴します。
床の模様も名鉄3500系や6750系2次車などと同じ模様です。
全面展望が見られるのもまるで名鉄。
こうしてみると「名鉄も地方鉄道なんだな~」と思ったり。。
新浜松に着くころにはすっかり日が暮れていました。
ついたらすぐ折り返しで西鹿島に向かう。
反対側のホームにたたずんでいたのは釣り掛け駆動の20系。
この日は新浜松でずっと眠っていました。名鉄の6750系や退役した3300系(二代)とはちがい、電気ブレーキだそうです。ただモーターは釣り掛けなので、停車するときにも釣り掛けサウンドが聞けるそうです。
この編成は前方が両引き戸。後方が片引き戸となっていますが何か意味があるのでしょうか。
こういうわけのわからないところが地方鉄道らしいですね。
この後は、本当に帰りましたよ。
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