2019年12月16日月曜日

2019.12/8 RJFZ 令和元年度築城基地航空祭


去年とは真逆の、生憎の曇り空の中。築城基地航空祭がスタート。
まだ暗い空の中OPフライトに向けF-2の準備が進められています。

早速6sqのF-2A #523がタキシーアウト。

曇に覆われ薄暗い天気の中を記念塗装機となったド派手なF-2がタキシングしてきました。

同時にノーマル塗装のF-2A #536がタキシングしてきました。
このほかもう一機もタキシングしています。

続いて8sqのF-2も。小スペマとなっているF-2A #549。
非改修の機体で、中射程ランチャーと600galタンクが装備されていました。

黒豹の文字が少し濃くなっている#540。
同様に非改修の機体で、中射程ランチャーと600galタンクが装備。

スペマがA/Bを焚いて力強く離陸していきます。

つづいてF-2A非改修機#536と#551。600galタンクと中射程ランチャーを装備。

8sqも6sqを追って3機が離陸していきます。

オープニングは去年同様各飛行隊3機づつ合計6機によるフォーメーションでスタート。

先頭がスペマなのも去年同様。

スペマを交えた6sq3機によるフォーメーションファンブレイク。
赤い八咫烏が描かれた背中。晴れならどれだけ映えたでしょうか。

8sqも同様に3機でフォーメーションファンブレイク。

再び全機でフォーメーションを組みます。
フォーメーションの中のスペマ機だけをカット。

徐々に1機ずつ両側にブレイク。

去年同様先頭の2機を残してまず4機が着陸します。
着陸したのは6sqノーマル機のF-2A #551。

つづいてF-2A #536。

スペマとなったF-2A #514は以前まで岐阜でASM-3の試験等を行っていた機体で
このシリアルナンバーを聞くとASM-3を想像してしまいます。

F-2A #540。
去年以上に草がかられていなく長い草がタキシングを邪魔します。

岐阜でのASM-3の印象が強いF-2A #540もタキシング。
2機とも中射程ランチャーを装備していました。
 
スペマとなったF-2A #523。後ろからの角度だと足の部分が描かれているのも確認できます。

8sqのスペマとなっているF-2A #549も着陸。
 
派手に塗られたF-2A #523。側面から見てもかなり派手で格好いい塗装となっています。
タンクも黄色く塗られた特別仕様となり、部隊スローガンである見敵必殺の文字も描かれていました。

エプロンに戻る際も手前へ。

目の前をタキシングしてくれます。

尾翼にも見敵必殺。
60周年のエンブレムにはこのスペマのモチーフとなった八咫烏も描かれています。
この八咫烏は去年のスペマの尾翼にも描かれていた鳥でもあります。
左右で文字が異なるのも6sqのスペマではお馴染み。ポートサイドは西暦で年号が書かれ、下部には祝 創設60周年記念の文字が書かれていました。
 
もう一機の6sqスペマ #549も手前へ。
 
JA14WPのフライトも曇り空の中スタート。

相変わらず素晴らしいデモを見せてくれます。

翼両端などにステッカーが貼られた2019年バージョンは結局晴れでの撮影はできず。
来年も維持してくれることに期待です。

新田原からは305sqのF-15Jのフライト。今年はリモートではなく築城基地から離陸します。
A/Bを焚いて離陸。
今回は#861が機動飛行を行いました。

今年は去年以上に背中を魅せない機動が続きます。

高度も高めのフライト。
このままブレイクして着陸しました。
 
つづいて8sqによるAGGデモ。今年唯一の8sqの見せ場となるため気合が入っていました。
1番機 #549が離陸後早速捻り。

背中を魅せてくれます。
 
2機目の#520はハイレートテイクオフ。
前日同様に600galタンクと中射程ランチャーを装備していました。

3,4機目はTACディーパーチャーです。

4機で来てパンパンパンパン!ってなる奴(ブレイク)。
奇跡の晴れ間が!

これも去年より高度が低く会場で見えやすいように改善されていました。

急降下爆撃デモを行う#549と#520。

正面から末広がりアタック。今までは会場右手に腹を魅せながら離脱した正面系の演目も遂に背中を魅せるようになりました。
漢字の八の字ということでパンサー!

機関砲射撃をしてあっちへ行く演目。
 
背中の重なりを追求した超低空で来る演目。
基地ショーセンターでこの背中の重なりは曇りながらかなり興奮する演目です。

ベイパーを出しながら管制塔の裏へ。パンサー!

機関砲で撃ってからこっちへ来る演目。

3番機のほーでんを囮にした4番機のカイトのヤバイ奇襲
囮というだけあって素晴らしい背中を魅せてくれます。

これを深追いしていると。
この背中を撮り逃すので注意!マニアもつられる演目。でもちゃんと気にしていた人には素晴らしい背中がもう一回撮影できるという…この演目作りは流石です。
 
最後は8sqのAGGお馴染み激低ブレイクでシメ。
今年も去年同様ナイスショーでした。パンサー!

昼からは天候が回復してきたので地上展示を回収。
岡南飛行場をベースにしているtakagiのホンダジェットH240。
航空祭にホンダジェットが展示されるのはかなり新鮮です。

防府北基地よりT-7 #937も展示されていました。

F-4EJ改 #315が百里に続き築城基地にも展示。

RF-4E #907と並んで展示されています。

スペマを紹介するパネル展示も行われていました。
 
ブルーインパルスの飛行展示が始まりました。 
意外と基地内ショーセンターで撮影できるチャンスは少なかったりします。
ダイヤモンドダーティーローパス

ファンブレイク。
この演目の密集形態は他の演目にはありません。

チェンジオーバーターン。

スローロール。
 

チェンジオーバーループはあまり変わりませんでした。

会場内で見るブルーは意外にも新鮮です。

タッククロス。

ローリングコンバットピッチ。

コークスクリュー。
とても格好いいです。

クリスマスツリーローパスはスモークがとても格好いいです。

最後にトリを飾るのは6sqの機動飛行
まずは6sqの60周年記念スペマとなっているF-2A #523が離陸します。
タンクが外れ、パイロンのみとなっています。

つづいて2番機、F-2A #532
改修機で、パイロンとランチャーのみの形態です。

離陸後早速捻るのは去年の8sq機動を参考にしたと思われます。

そのまま会場へ戻ってきました。
この後会場の奥へ6の字を書くように去っていきます。
 
つづいてRWY28方向からスペマの#523が進入。
 
早速背中を魅せてくれました。
部隊エンブレムに描かれ、去年のスペマのモチーフにもなった赤い八咫烏が全面に描かれたド派手な背中。とても格好いいです。

低速で飛行するF-2A #532。

つづいて高速で進入してハイレートするスペマ。
後ろには足も描かれています。

スペマの#523が背中を魅せながら進入。
この日一番の順光捻りチャンス。八咫烏が鮮やかです。

デディケーションパスを実施してくれました。
今年は去年に比べ6sqの瀬名かチャンスが増やしてあり、さらに背中が見える演目をすべてスペマにする心意気が素晴らしいです。

スペマによるハイスピードパス。
逆側は足が2本描かれているようです。

A/Bを使用した迫力の演目が続きます。

低速展示では洋上迷彩の背中が映えます。

ナイフエッジもスペマで。
鮮やかな背中を何度も見れれる素晴らしい機動でした。

最後はスプレッドアウト。
今年は少し奥でした。

展示飛行を終えた2機がタキシングしてきます。
背景には来年60周年を迎える8sq。来年もスペマが期待できそうです。

派手に塗られたF-2A #523。
タンクが無くなってもその派手さは十分見応えがあります。

赤と黄色と黒で仕上げられた塗装はさながら外国のF-16のスペマのよう。

裏側と文字が異なっており、和暦と第6戦術戦闘飛行隊と描かれています。
 6sqは過去にも同じように文字やマーキングをタ周辺化させる伝統があり、今回もそれを踏襲させた形となりました。
 
もう一機のF-2A #532。パイロンランチャーのみという築城の機動飛行形態のタキシングは意外と新鮮です。

外来機の帰投げも始まりました。
先陣を切ってエクストラ300、JA14WPが帰投。

US-2も帰投していきます。
夕方の低い光線のUS-2は本当に格好いいです。

ホンダジェットH240、JA10HJが岡南へ向けて帰投。
次回もどこかでお目にかかりたいです。

前日さんざん体験搭乗に使用されたC-2 #204もここで帰投。

C-130H、#086は一足早く地元の小牧へ帰投していきます。

P-3C #5077も帰投。
航空祭の展示がP-1になっている今、あと何回航空祭で日の丸P-3Cを見ることができるでしょうか。。

US-2は高い離陸性能を魅せながら岩国へ。

C-2 #204の離陸を見送って撤収です。

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