2019年11月2日土曜日

2019.10/30 RODN→ROAH

青空で始まった嘉手納2日目。
朝、まだ太陽の低い時間にRC-135W  62-4125が離陸していきます。
 
嘉手納フライトクラブに新しく導入されたセスナ172はディーゼルエンジンに換装されている機体。
格好いい塗装の機体ですがこれだけ大きな基地でセスナ172を撮影するのはかなり困難です。

ミッションで米海軍VQ-1"World Watchers"のEP-3E、PR-325が離陸していきます。
電子偵察を任務とするこの部隊は以前はEA-3Bなどを使用し、厚木にもよく飛来する部隊であったようです。

しばらくするとローカルフライトがスタート。先陣を切って離陸するのは961stAACSのE-3B。

つづいてF-15Cが離陸していきます。
米軍のF-15Cは見慣れたF-15Jに比べ濃く濃淡のはっきりとした迷彩となっており強そうな印象を与える機体となっています。

最後に離陸していった機体は18Wingの指令機。

これらの機体の着陸を撮影すべくポイント移動。
最初に降りてきたのは18Wingの指令機、85-0119
影付きのティルコードとカラフルなフィンバンドが特別さを感じる機体となっています。

つづいて67th FS"Fighting Cocks"のF-15C 85-0098が降りてきます。
67th FSの機体は赤いフィンバンドを巻いているのが特徴です。
同じく67th FS"Fighting Cocks"のF-15C 78-0548。部隊マークの場所には18Wingのマークが描かれています。

67th FS"Fighting Cocks"の82-0038。
米軍のF-15は見慣れていないのでとても新鮮で魅力的です。

2機フォーメーションで戻ってきました。

帰投してきたのは44th FS"Vampire Bats"のF-15C。青いフィンバンドとインティークの蝙蝠マークが特徴。この機体はタンクを装備していなかったためその蝙蝠マークもしっかり見ることができました。

つづいて同じく44th FS"Vampire Bats"のF-15C、85-0095。こちらの機体は18Wingのマークが描かれています。

再びまわってきてくれたF-15C、85-0095。

嘉手納のセスナ172、N51590はかなりショートかつ高高度で進入して来るため綺麗な写真が撮れず。

67th FSの85-0117が戻ってきました。
普段見慣れない青空背景に青みがかったグレーが光る姿はとても魅力的です。

コマンド機85-0119は残念ながら陰り。

厚木でお馴染み海軍のC-40Aが降りてきました。

961stAACSのE-3Bが帰ってきました。
今回フライトを行ったのはフィンバンドがオレンジ色の77-0355。707ベースということもあってクラシカルな機体がたまらないです。

44th FSの85-0097。

67th FSの85-0112は腹気味のアプローチ。
腹の下の状態からフレアを使用したことが確認できます。

67th FSの82-0038。

緩やかに捻ってきてくれたのは67th FSの81-0050。

67th FS、78-0548。67th FSには部隊マークをインティークに施している機体はいないのでしょうか。

もう一回コマンド機85-0119が来てくれました。

同時に帰って来たのは909th ARSのKC-135R、63-8888。元54th ARSの機体でシリアルナンバーの位置が異なります。
KC-135Rは在来型のエンジンからCFM56に換装されており、その367-80をベースとしたクラシカルな外見とは異なりかなり静かな機体となっています。

一方E-3はエンジンは乾燥されていないので沖縄の空にクラシカルなエンジン音を響かせながらT/Gを繰り返します。

F-15が2機帰ってきました。

44th FSの83-0013。T/Gを開始しました。

もう一機は85-0124。ローアプローチを実施します。
 
同時に奥ではKC-135R、63-8888がT/Gを実施しています。
虎柄のフィンバンドが909th ARSの特徴。大戦中はB-24Jを使用していた部隊でした。

T/Gを行う85-0124。日が当たってくれます。

83-0013は捻りこみながらアプローチ。

KC-135R、63-8888。
貴重な日が有る時間にT/Gを繰り返してくれる機体が複数いるのがありがたいです。
これらは嘉手納の機体ですが、嘉手納には初めての訪問となるため新鮮な機体ばかりで飽きません。

最後までT/Gを行ってくれたのはF-15C、83-0013。
日が当たってくれるのもうれしいです。

3機のT/Gが終わると待機していたE-3B、73-0355がT/Gを再開。
明るい機体は曇り空の中でも映えます。

独特の甲高いエンジン音をひ美かせながら黒煙を吐いて嘉手納のRWYにアプローチ。

VP-45のP-8、LN-764も戻ってきました。部隊マークを消しているのが残念です。
 
E-3B、73-0355。

P-8、LN-764

2機のT/Gが終了するのを待って、天候悪化したのでポイントを変更。

有名な道の駅から哨戒機のエプロンを望みます。
昨日フライトしたニュージーランドのP-3K2の隣はカナダ空軍のCP-140。今度は是非動いている姿をお目にかかりたいです。

岩国からVMGR-152のKC-130J QD-983が飛来。

朝方離陸したRC-135W  62-4125が帰ってきました。
はいビジの機体とアンテナ類、長いノーズが格好いい機体。次回はRC-135Sも撮影したいです。

2ndもスタート。
朝飛んだ機体と同じ機体が多く、曇りなため、降りは撮影せず那覇空港へと転戦しました。

那覇の瀬長島。背景が映るため曇りでも絵になるのが特徴です。
普段撮影できない出発機のインターセクションも曇りなら撮影可能です。
ミッキーのスクリーンデビュー90周年を記念したスペマとなっているJA062Jが出発していきました。

空を見上げると先ほど嘉手納から離陸したF-15Cのフォーメーションが那覇空港上空を通過していきました。

こちらにもF-15が帰って来ました。
見慣れたF-15の様相をした204sqのF-15J #915。
こちらの部隊のロービジはおそらく初めての撮影です。

F-15J #922。

F-15J #933。
 
ジンベエジェットの2機も立て続けに到着してきました。
F-15J #809と#959が連続で帰って来ました。

しばらく間隔をあけてE-2Cが着陸。
この着陸を持って撮影を終了しました。

今回は初めての嘉手納ということもあってかなり楽しむことができた遠征となりましたが、引退間近の米軍のP-3Cや結局撮れず仕舞いであったカナダのCP-140を撮影しに、再びこの地を訪れることになるでしょう。

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