飛行展示は浜松からのT-4の航過飛行からスタートしました。
31sqのT-4の#609と#656が飛来。久しぶりに飛んでる姿のT-4を見ることができました。
T-4の航過飛行が終わると地元の機体が祝賀飛行に向けて一斉に離陸していきます。
本日主役のOH-6は編隊に1機のみ混ざります。
AH-1
UH-1J&UH-60JA
UH-60JA長い有難い話などの後に祝賀飛行が行われます。
先頭はTH-480B。陸自らしからぬ青い練習ヘリです。
UH-1&AH-1。この機体は姉妹機となっており、各所が共通設計となっています。
長年偵察ヘリとして陸自の一端を担ってきたOH-6。来年春OH-1を後継機に引退となります。
AH-1
木更津よりLR-2がフォーメーションに加わっていました。
このLR-2は通過後すぐフォーメーションを離脱し帰投していきました。
しばらくすると編隊が再び基地に戻ってきました。
エンストロム480Bをれんしゅう機として採用したTH-480。ようやくきれいな写真を撮影することができました。
陸自らしからぬ青い機体と軽快なフォルムが特徴の機体です。
今回は全部で4機が参加。この青と金のメタリック塗装はエンストロムのメーカー標準塗装
塗装が異なり浮いた存在になるかと思いきやすっかり陸自機の中に溶け込んでいました。
後ろから続々と機体が着陸してきます。
OH-6は今年度引退となりますが、UH-Xが試験中とのことを考えると奥のUH-1Jも先は長くないと思われます。
本日の主役、OH-6を単機で。JG1312が祝賀飛行唯一の参加機となりました。
AH-1もフォーメーションで降りてきました。
飛行展示を終えた機体はすべて目の前をホバタキシーするというスポッターにはありがたい飛行展示をしてくれるのが明野の素晴らしいところ。
まずはTH-480、2353。見慣れない軽快なフォルムが特徴の機体で、後ろの形状はラマなどの旧式のヘリを思わす簡素さが特徴的です。
つづいて2354。
2367
2458。
この4機が祝賀飛行に参加していました。
UH-1J #884。大きな白いシリアルナンバーとステップが特徴の機体です。
つづいて同じ特徴を持つUH-1J #892。
エンジンの上の装備が異なっています。
同じ特徴を持つUH-1J #865。
AH-1 #465もホバタキシー。
すぐ後ろをAH-1 #441が追いかけます。
背景にはAH-1が2機。
こんねんど引退予定のOH-6。明野所属の#1312。
丸っこいヒューズ系のフォルムの陸自塗装はいずれ懐かしくなることでしょう。
UH-1J #925、シリアルナンバーの前に第十師団のマークである鯱が施されています。
つづいて#896。同じく第十師団の鯱マークが入っていますが、 #884などと同様にステップが取り付けられていました。
ここでCH-47JAによるランウェイ着陸デモが行われます。
思いっきりフレアを付ながらそれなりの速度で着陸するCH-47は迫力があります。
このCH-47の着陸を待って再びタキシング再開。
AH-1 #436
AH-1 #472
AH-1 #456
以上の3機はすべて白いラジオコードがない機体でした。
つづいてUH-1J #843。ステップや特別な表記がないオーソドックスなUH-1は今回ここに来てようやく初めてです。
UH-60JA#102。ギアのある機体はタキシングです。
前に招待者観覧席があるため前方の人の頭が入ってしまいます。
現在基調になりつつある純潔CH-47J。昔ながらの丸いフォルムが今となっては少し珍しさを感じます。
UH-60JA #136。
UH-60JA #101。
最後はCH-47JA #51。
一通りのタキシングが終わったところでいよいよ本日最大の目的であるOH-6のデモがスタート。
早速激しい捻りで会場に姿を現したのはOH-6の40周年と引退を記念したスペマが施されている1308号機。
空飛ぶ卵と呼ばれる同機になぞらえて”FINAL EGG”最後の卵と描かれ、機体には大きな40の文字と、ここで完了する意味を込めた完の文字を組み合わせたデザイン。ダークグリーンがベースの陸自の塗装と金色の文字やデザインが良く似合っている美しいスペマとなっています。
裏側は醜いですが同デザインの黒バージョン。完の文字のみ白淵となっており、目立つようにデザインされています。
軽快な機体ゆえの小回りの利く機動を見せてくれます。
急角度での捻りこみも。
腹にはCOMPLETE MISSION GOODAY!!の文字が。
OH-6は長年の活躍に幕を下ろそうとしていることを感じさせます。
再び背中を魅せて。
回転しながらのデザインををゆっくり見せてくれます。
自身も久々に見ることができて少し感動です。
会場正面で二機がお辞儀して世代交代式。OH-6のみしか撮影していませんが、向かい側にOH-1が同じ動きをしています。
OH-6はここで一回退場。
相変わらずの高性能機動を久々に見ることができました。
OH-1の機動が終わると、3機のOH-6がフォーメーションで進入。
奥側へと3機でブレイク。
再び会場へ捻りながら進入してきます。
これは格好いい。
フォーメーションで登場した機体の1機目は#1306。
2機目は#1312
3機目は1304でした。
それぞれの機体が回転を披露。スポッターにとってはありがたい演出です。
このノーマル塗装3機はここで離脱。
スペマの#1308も最後に挨拶をしていきます。
捻りこんで。
コンプリートミッション。
これが引退すると、H500は日本では中日本航空で活躍する機体のみとなります。
機体はBell412をベースにスバル(旧富士重工)が生産した機体となり、民間名称はスバルベル412となります。
お馴染みのBell412のフォルムで官公庁ヘリを撮影している人からすると違和感のある機体となりました。
最新のBell412のモデルをベースとしている為、在来型UH-1Jに比べ側面窓が拡大しているのが分かります。
静浜よりT-7が飛来。
元岐阜に所属していた#906が2パスを実施して帰投していきました。
つづいて小牧の401sqよりC-130H #079がフライバイ。
かなり高高度、かつ遠方を通過していたため微妙なフライトとなってしまいました。
つづいて岐阜ADTW、F-4EJ改 #357が登場。
岐阜お得意の8の字旋回。
最後はロックウィングで離脱。
明野に戦闘機の音がとどろくのはとても新鮮でした。
空自機の展示の後は災害復旧・救助展示(という名の捻り展示)、以前明野に訪れた時にはなかった展示で、陸自における災害復旧・救助の貢献度とミッションのウェィトが高くなっていることが伺えます。
現地偵察のためUH-1 #843が登場。
捻ります。UH-1のローターは迷彩となっておりこういう時にしか見れないものです。
偵察飛行で何度も背中を魅せてくれました。
救助要員を降下。
UH-1は離脱します。
つづいてUH-60JAが背中を魅せながら登場。
登場したのは朝方もフライトしたUH-60JA#102。
早速捻ってくれます。
陸自塗装のUH-60の背中を撮影するのは初めてでした。
要救が焚く発煙筒の煙の中を通過してきます。
ホイストが備わっている為ホイスト救助展示。
後ろから救援のための車両を積んだCH-47JAが登場。
担架をホイストで吊りあげます。
しゃ量を降ろした後UH-60とCh-47JAが離脱して展示を終えました。
災害復旧・救助展示の後は明野レインボーの展示。
スモークこそ焚かなくなったものの機動の派手さは衰えを知りません。
TH-480 #354が早速背中を魅せてくれます。
機体が軽快な分派手な機動。
再び背中を魅せながら進入してきます。
スタビライザが微妙な位置にありあまり格好いい機体ではないと思っていましたが、この角度だとガラスが大きく、かなり格好良く見えます。
TH-480の機動は続きます。
再び派手に捻ってくれます。
これにてTH-480Bの機動は終了。
つづいてAH-1の性能展示。
派手さは少し劣りますが、2枚ローターの激しい音を立てながらの機動は見応え十分です。
目の前でホバリングしながらM197ガトリング砲を動かす展示。
パイロットの頭の向きと同じ方向にコミカルに動きます。
離脱していきます。
TH-480Bによる4機フォーメーションの展示。
形態をダイヤモンドに移行しています。
4機でせn赤を魅せながらアプローチ。
青いメタリックの軽快なヘリがフォーメーションを組む姿はかなり新鮮です。
つづいてUH-60JA、#01が展示。
早速派手に登場。
背中を魅せてくれました。
空自の航空祭などでもなかなか見れないロクマルの背中です。
何度も背中を魅せてくれるのがうれしいです。
ランウェイへの着陸デモ。
テールギアを滑らしながら高速で進入してくる姿は迫力満点。
背中を魅せながら離脱していきました。
最後に全機が会場正面へ集合します。
機体自体は祝賀飛行の機体と同一の機体となっています。
TH-480B #353
TH-480B #357
TH-480B #359
TH-480B #354
AH-1J #65
UH-60JA #101。
パ色tt語が手を振ってくれていました。
これから引退・改修が進んでいくCH-47J。2934が体験搭乗でフライトしていました。
改修などで増えているCH-47JA。2951も体験搭乗でフライト。
防府駐屯地所属のOH-1,1306と1304は昼過ぎに帰っていきました。
午前中にトーイング展示されたUH-Xがエプロンに。
UH-1と同系列の機体ということに加え見慣れたBell412がベースとなっているだけのことはあって違和感が殆どありません。
UH-60JAとAH-1にステッカー仕上げのスペマとなっていました。
飛行不可能な機体です。
OH-1の1号機も展示。
隣のOH-1もスペマ仕様。
三重防災のAW139 JA119Mは明野初参加。
一回り大きな機体となって陸自の機体に負けない存在感がある機体となっています。
OH-6のスペマも地上展示されていました。
マーキングをすべて金にすることにより、第十師団のマークである鯱が金のシャチホコとなるという考えられたデザインです。
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